【A3!】フラれた結果劇団員になりました【男主】 (ページ3)

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葉星大学にてページ3

＊葉星大学内＊～side 臣～

｢ありえない......まだ手も繋いでなかったのに...｣

｢まぁまぁ、落ち着けって...その、残念だったな...｣

｢うぅ......伏見ぃ、俺もうどうしよう...立ち直れない...｣

｢お前ならいい人見つかるさ｣

｢だいたい元彼引きずりす......もとかれ......｣

｢どうした？｣

｢伏見お前演劇やるって前に言ってたけど有栖川誉って知ってる！？｣

｢え？誉さんの事か？同じ劇団だけど...｣

｢MANZAIカンパニーだっけ！？俺今度見に行くから！｣

｢？？あぁ、ありがとう...ははっ、MANKAIカンパニーだけどな｣

さっきまで落ち込んで机に突っ伏していたとは思えない勢いで予定を確認する目の前の友人。

彼は音無 A。この大学で知り合った。

たまに見栄っ張りだけど、好きなことには一生懸命で、表情がコロコロ変わる可愛い奴だ...弟的な意味でだぞ？

｢あっそろそろ行かないと...じゃあな伏見！ありがと！｣

｢あぁ、またな。｣

忙しい奴だなぁと思いながら、つい顔が緩む。

でも、なんで誉さん...？？