１５ ページ15
.
.
「お母さん...ありがとう」
母「うん」
やっぱりお母さんはすごい。
突然帰ってきた娘に対して、
深堀するわけでもなく、
干渉するわけでもなく、
ただ、静かに諭してくれる。
高校を決めたときもそうだった。
「頑張ってね」の一言で
優しく背中を押してくれた。
いつか、私がお母さんになったとき。
同じことをしてあげれるのかな...
.
その日は1日実家でゆっくりして、
次の日、昼ごろ家に帰ってきた。
家に入ろうとしたとき、
2つ隣の扉が開いて、音の方を見る。
永瀬廉「あれ？Aちゃんやん！」
彼が私の存在に気づき声をかけてきた。
『こ、こんにちは..//』
永瀬廉「こんにちは！...どっか行ってたん？」
彼の目線は私が持っている
少し大きいかばんに注がれている。
『は、はい..少し、実家に...//』
永瀬廉「そうなんや。ってまた敬語！」
ごめんね。と謝ると、全然いいねんで！と
優しい笑顔を見せる彼。
永瀬廉「ってか、家、めっちゃ近かったんやなぁ！」
『そ、そうだね..////』
永瀬廉「なんで、今まで会わへんかったんやろな！笑」
『ホントだね//』
永瀬廉「....あのさ！」
『ん？』
永瀬廉「...連絡先、交換せーへん？」
あ、嫌ならいいねんで？
頭を軽く掻きながら言う彼。
『そんなことない！』
思わず出た声の大きさに、自分が驚く。
永瀬廉「ホンマ？」
『...うん..///』
よっしゃ！と、なぜかとても嬉しそうな彼。
お互いに連絡先を交換した。
永瀬廉「呼び止めてごめんな？」
「いや..全然大丈夫だよ//」
永瀬廉「ほなまた、連絡する！」
『うん/////』
彼とさよならをして、家に入ってすぐに
扉に背中をつけてしゃがみ込む。
『.....やばい...//////』
彼と連絡先、交換しちゃった..////
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 143人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「King&Prince」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
jyn58(プロフ) - おもしろかったです！きゅんきゅんさせてもらってます。続きが気になるのでパスワード教えていただけると嬉しいです。 (2020年6月6日 18時) (
レス) id: 56ac8d7a3f (このIDを非表示/違反報告)
nozomi(プロフ) - すごくおもしろかったです！パスワードはどこで知れますか？ (2020年6月2日 20時) (レス) id: f9c70534e1 (このIDを非表示/違反報告)
☆(プロフ) - 面白かったです！あとパスワードを教えていただきたいです！ (2020年6月1日 0時) (レス) id: 73b86b3004 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆいりちゃん | 作成日時：2020年4月8日 20時
