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次の日の朝、
私はおもむろに荷物をまとめて
電車に乗り込んだ。
電車の窓から見える景色が
ビルから、田んぼや畑に変わる。
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プシュー
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駅へ降りると、とても懐かしい匂いが
私を包み込んだ。
田んぼ道を歩いて２０分
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ガチャ
『ただいまーー！！』
「あら。おかえりなさい」
私は１ヶ月ぶりに実家に帰ってきた。
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はぁ...とため息をついて
ソファーに寝転ぶ
母「.....オムライス食べる？」
『うん』
お母さんは、昔から私が何かに
迷ったり、悩んだりしているときは、
何を聞くわけでもなく、
お昼ごはんに、
私の大好きなオムライスを作ってくれる。
母「はい。できたよ。」
『ん...ありがとう。』
体を起こし、オムライスを食べる。
『....おいし...』
母「そう？よかった。」
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『.....ねぇ、お母さん？』
母「なぁに？」
『私ね、好きな人が出来た』
母「そうなの？よかったわね！」
『うん.......でもね...私を想ってくれてる人が他にいるの...』
母「......Aはどうしたいの？」
『.....好きな人のことを好きでいたい。けど、その人のことも、傷つけたくない....』
母「....ふふ。...Aらしいね...けどね.....」
母「それじゃぁ、誰も幸せになれないよ。」
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そうだ....
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こんな気持ちのまま、
彼を好きでいることも、
紫耀さんに対して中途半端に
期待をさせるようなことをしようと
していることも....
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jyn58(プロフ) - おもしろかったです！きゅんきゅんさせてもらってます。続きが気になるのでパスワード教えていただけると嬉しいです。 (2020年6月6日 18時) (
レス) id: 56ac8d7a3f (このIDを非表示/違反報告)
nozomi(プロフ) - すごくおもしろかったです！パスワードはどこで知れますか？ (2020年6月2日 20時) (レス) id: f9c70534e1 (このIDを非表示/違反報告)
☆(プロフ) - 面白かったです！あとパスワードを教えていただきたいです！ (2020年6月1日 0時) (レス) id: 73b86b3004 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいりちゃん | 作成日時：2020年4月8日 20時
