Epilogue ページ41
「私が太輔君のファン一号になってあげる」
凍てつくような寒さのあの日
私は貴方に恋を教えてもらいました
一握りの人間だけが住むことを許された世界
いつも眩しくて
そして
遠くて
追いかけても
追いかけても
振り向いてくれることなく
その手は掴むことができず
彷徨う手が
何度も
何度も
その恋を手放そうとしました
たくさんの哀しみや苦しみを抱え
そして
少しの幸せを感じる
その幸せな記憶がある限り
私はいつまでも貴方を追い続けると思います
私の歩幅に合わせるように
貴方が足踏みをして待っていてくれるから
私が彷徨わないように
その手を握ってくれる貴方がいるから
だから
きっと信じることができる
多くの瞬間を
同じ時に感じられる二人だから
大勢の中で
出逢うことのできた二人だから
そんな星の下に生まれたことが
奇跡なのだから…
END
『そんな星の下に生まれたかった』作者『kaanaa』より→←恋を教えてくれた顔
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作者名:kaanaa | 作成日時:2014年11月30日 23時