醜い自分 ページ32
私「…束縛するかもしれない、私。」
太輔「A、してくれたことないよな。」
私「…。」
太輔「されたらすげぇ幸せだと思う。俺。」
私「…。」
醜い一面を垣間見せたところで
太輔君からの返答は
即答
その上
快く了承
私「根掘り葉掘り、しつこくいろんなこと聞くかもしれない…。」
太輔「絶対、不安にさせない自信あるけど。」
私「…。」
太輔「でも、小さいことでも気になったら、絶対溜めないでほしい。」
私「…。」
面倒臭い女子を臭わせてみるも
太輔君からの返答は
即答
そして
これもまた快く了承
私「…少しでも納得いかなかったりしたら、絶対騒ぎ出すと思う。」
太輔「平気。」
私「…。」
太輔「Aのそういうの、可愛いから。」
暴れん坊な一面を見せてみても
太輔君からの返答は
やっぱり即答
そして
快い了承は変わらず
その上
歯の浮くようなセリフをそっと添えられる
私「…じゃあ…えっと…。」
太輔「ん。」
私「他に…。」
太輔「ん。」
私「…月一で苺のホールケーキ食べたいとか…我儘言うかもしれない…。」
太輔「そんなの、我儘なんかじゃないよ。」
私「…。」
太輔「苺も、全部Aにあげる。」
私「…。」
太輔「Aの喜ぶ顔見たい。」
私「…。」
太輔「…。」
私「…ありがとう。」
尽きてきたネタを絞り出し
完全に論点のズレ始めた我儘にも
太輔君からの返答は
即答
そして
快く了承
その上
苺のおまけを添えられ
素直に喜んでしまう始末
1675人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:kaanaa | 作成日時:2014年11月30日 23時