間違いのない決断 ページ29
太輔「亜美の傍にいてやんねぇとって思った。」
私「…。」
太輔「…俺だけ幸せになっちゃいけねぇんだって思ったんだ。」
私「…。」
太輔「…。」
私「…。」
太輔「Aが哀しむこと分かってて、でも、その時はそれしか考えらんなくて。」
私「…。」
太輔「…。」
私「…。」
太輔「俺がAのこと一人にしたくせにさ、俺の方が耐えらんなくなって。」
私「…。」
太輔「亜美の様子が変わってきたのも気づいてたけど、安心させてやろうとか、そういう気もなくて。」
私「…。」
太輔「…。」
私「…。」
太輔「結局、亜美のことも支えてやれなかった。」
人との関わりを経つことのできないこの世の中では
愛情や友情を
先送りにしてでも
同情や事情を
最優先せざるを得ない時がある
そして
それが
重大なことであるのなら尚更
その判断が
間違っているとは思わない
私は決して
太輔君の選択した決断が許せないわけじゃないの
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作者名:kaanaa | 作成日時:2014年11月30日 23時