関係のないこと ページ16
亜美「…お久し振りです。」
私「あ…そう…ですね…。」
山岸「隣り住んでても、全然逢わないね。」
亜美「…。」
私「…ですね。」
だけど
私にはもう
関係のないことだから
私はもう
あの恋の幕を下ろしたのだから
私「おやすみなさい…。」
エレベーターが階へ止まり
扉が開いたと同時に
挨拶だけを残し
早々に歩き出したら
亜美「…気にならないんですか?」
続いて
エレベーターホールへと降りた亜美さんに
足を止められた
そして
背を向ける私へと
適度な距離を縮めた亜美さんは
亜美「私と祐也が一緒にいること、気になりませんか?」
山岸「…。」
私「…。」
亜美「何で、何も聞かないの?」
考えても
考えても
今見る状況に非があるのは
亜美さんのはずなのに
いつもの調子で
私に非を擦りつけるから
私「私には、もう関係ないから。」
山岸「…。」
亜美「…。」
私「忘れました。もう、何もかも。」
山岸「…。」
亜美「…。」
私「だから、もう無視して下さい。話しかけないで。気にしないで下さい。」
亜美さんへ
振り向くこともせず
その場を離れようとした
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作者名:kaanaa | 作成日時:2014年11月30日 23時