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魔法 ページ31

私の上に跨る太輔の首に腕をまわして



ぎゅぅって抱きついたら



ふいに胸を襲った甘い刺激

 

 

 

 

私「きゃっ//」



太輔「がら空き(笑)。」

 

 

 

 

悪戯に笑った太輔が



再び私の敏感になった胸に顔を埋めていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

太輔から送られてくる刺激は



甘ったるくて繊細で



でも



やっぱりどこか緊張が伝わって

 

 

 

 

そんな私だって



この静まりかえった空間に



唯一聞こえてくる



私を弄ぶ水音と



シーツの擦れる音に



羞恥と高揚を隠すことができなくて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私「ンンっ...//」



太輔「A...大丈夫か?」

 

 

 

 

声を押し殺す私に



何だか心配そうな太輔

 

 

 

 

私「大丈...夫。」



太輔「やめとくか?」

 

 

 

 

とまらないと言ったくせに



結局は私のことばかり考えちゃう太輔

 

 

 

 

私「平気...。ちょっと緊張がすごいけど...。」



太輔「緊張してるだけ?」



私「...うん。ごめんね。何か...早く慣れないかな...?」



太輔「...慣れなくていいよ。」



私「...そうかな?」



太輔「だって...その顔すげぇ可愛いし。」



私「...//」



太輔「そんな顔見れんのだって俺だけじゃん。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほら...



またそういうこと言う...

 

 

 

 

太輔のひと言ひと言が



お前は俺のモノだって



魔法をかけてくれているみたいで



どんどん正気が欠落していってしまう

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作者名:kaanaa | 作成日時:2013年4月28日 22時

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