諸事情 ページ19
私「...太輔は?」
太輔「え?」
私「初めてなわけないよね?」
太輔「...。」
私「聞く覚悟はできてますから。」
太輔「...内緒。」
私「...ずるい。」
太輔「...。」
私「いいの。モテるの知ってるから。」
太輔「...俺もAが初めてだったらよかった。」
覚悟はできていたはず
なのに
いざ口に出されると
いろんなことが気になって
初めてはいつなの?
今もそんな関係が続いている人はいない?
私は何人目?
気になるのに踏み込めない私は
太輔以上に拗ねてしまって
そんな私を引き寄せて
優しく
でも
力強く抱きしめた太輔が
太輔「Aが忘れさせてくれんだろ?」
私「...。」
太輔「俺も忘れさせてやるよ...。」
耳元でそう囁いた太輔の声に
お腹の奥の方が
きゅぅって反応して
そのままあたたかい太輔の吐息が
私の敏感になってしまった耳をかすって
体の硬直が避けられなくなった私
だけど
やっぱり気になる下着事情
私「太輔っ...//待って...。」
太輔「...。」
私「そ、掃除終わらせないとっ。」
太輔「いいよ、掃除なんて。」
私「だって...お休み滅多にないんだから...。」
太輔「だいぶ片付いてるし。」
私「で、でもっ...
太輔「もういいから...。黙れよ...。」
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作者名:kaanaa | 作成日時:2013年4月28日 22時