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prologue ページ1

左腕に残る



古くて大きな傷

 

 

 

 

 

 

 

きっと



この傷が



あなたと私の架け橋になってくれる...



そう胸を弾ませた15歳の頃

 

 

 

 

 

 

 

私に与えてくれる無限の優しさ



私に向けてくれる屈託のない笑顔



私を気遣ってくれる贅沢な言葉たち



その全てが私だけの特別



そう思い込んでいた20歳の頃

 

 

 

 

 

 

 

そして



25歳の私



愛にはたくさんのかたちがあることを知ってしまった

 

 

 

 

 

 

 

報われることのない愛



引き返すことのできない愛



伝えることを怖がり



離れることを恐れる



行き止まりのこの愛

 

 

 

 

 

 

 

2人を繋ぐ架け橋



あなたの目にはどう映っていますか?

硝子の雨→



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作者名:kaanaa | 作成日時:2013年3月25日 0時

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