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(北山)
Aと一緒だとすごく居心地いいんだって
今日思った。
アイドルの俺を知らないから？
変に気使わなくてもよくって。
ふわっていう笑顔に癒されて。
時間がたつのがすごく早く感じた。
…でも、気になることがひとつ。
彼氏っているのか？
いや、いたら男とふたりでなんか…
でも、なーんかAって天然っぽいし。
どっか抜けてそうだしなー
これは聞かなきゃだめだよな。
「あのさ…」
あ「ん？」
「Aって…彼氏とかいんの？」
あ「え？…いないよ？」
「まじ？…よかった」
あ「ん？」
「いや、何でもない(笑)」
うん、よかったよかった！
これでいるよ？とか言われたら立ち直れなかったわー
でも…
何か間があったけどね。
いまは気にしないことにしとく！
「Aんちどっち？」
あ「えっと…次の信号を右で！」
「りょーかい！」
俺んちとは反対方向で、
保育園を挟んで両側って感じ？
「ほれ！到着！」
あ「ありがと。」
「せっかく仲良くなったし。
これからも飯とか誘ってい？」
あ「うん！私も楽しかったし！ぜひ！」
「よかった。じゃあ…また」
あ「うん。おやすみ」
挨拶もしたし、次の約束もできそうだし。
車を走らせようと思ったけど…
「早く入りな？じゃないと心配。」
あ「あ…うん///」
ちょっと赤くなりながらマンションに入っていった。
それを見届けてから車を走らせる。
やば…
こんなにどきどきしたの久しぶり。
次はいつ会えるんだ…
.
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作者名：kaaanaaa | 作成日時：2014年6月15日 14時
