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(A)
言われた通りコンビニに行って
北山さんの車をノックした。
ちょっと迷って後部座席に乗った。
…だって、なんか特別な感じしない？
彼女でもないのに乗るなんて…ね？
北「こんばんは
すみません？ここまで来てもらっちゃって」
「いえいえ！こちらこそ、車乗っけてもらっちゃって…」
北「それは俺がかっこつけたかったからいーの(笑)」
「ふふっ(笑)今日はよろしくお願いします！」
北「はい(笑)じゃあ、出発しますか！」
車の中でもたくさん楽しい話をしてくれて、
時々バックミラー越しに目が合ってちょっぴりどきっとした。
時計を見ると、車を走らせてたのは20分くらいだったんだけど、
ほんの数分のことみたいにあっという間に時間が過ぎて行った…そんな感覚。
お話が上手で、私のペースに合わせてくれて。
きらってした、見てるこっちが元気をもらえる。
そんな笑顔がとっても素敵だなーって思った。
きっとすごくモテるんだろうなーって。
北「よし！到着！」
「わ…かわいいお店」
北「でしょ？さ、どうぞ」
「あ…りがとうございます」
さらっとドアを開けてくれて
なんか店員さんと話してる。
こういうとこまでスマートなのか…
イケメンさんはなんでもできるんだなー
北「Aさん？こっちだって♪」
「あ、はい」
の割にはいま、語尾♪ついてたよね？笑
なんてかわいいとこもあったり。
なんか
似てるなって思っちゃった。
全然違う人なのに…
.
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作者名：kaaanaaa | 作成日時：2014年6月15日 14時
