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(A)
顔を洗って、いつもよりはしっかりめにメイクして。
お気に入りのワンピースを着て、鏡の前に立つ。
「…気合い入りすぎ？笑」
だってデートなんて久しぶりすぎて…
って、デートでもないか。
ただのお礼だし。
待ち合わせは20：00。
土曜日なのにお仕事なんだって。
なにしてる人なんだろうね。
なーんかかっこよかったからな…
美容師さんとか？会社員ではなさそうだけど…
なんて考えながら家を出る。
待ち合わせ場所についたとき、
携帯が鳴った。
「もしもし？」
北「あ、こんばんは。北山です。」
「あ！こんばんは！
あの、待ち合わせ場所着きました！」
北「みたいですね(笑)
いま、Aさんが立ってるとこの道路はさんで向かい側のコンビニわかります？
そこの駐車場に黒い車止まってるの見えますか？」
「えーっと…あ、はい」
そこまで言われて、
運転席から大きく手を振られた。笑
北「じゃあ、ここに来てもらっていいですか？」
「わかりました！」
北「ごめんね？気を付けてくださいね？」
「あ、全然大丈夫です！
いまから向かいますね」
そういって電話を切った。
.
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作者名：kaaanaaa | 作成日時：2014年6月15日 14時
