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(A)



今日は金曜日。
明日は休みってことで、春香とご飯食べに来てる。



なかなかタイミングがなくて話せてなかった、
あの日のことも話した。



春「そんなことがあったんだー。
大変だったね」

「別に大変でもなかったけど。
こんなこともあるんだなーって(笑)」



ほんとびっくりしたんだから。



春「で?どんな人だった?」

「どんなって…」



そういえば、整った顔してたな…
ちょっと幼い感じしたから年下かな?



「整った顔してた…かも?」

春「ふ〜ん♪そこから恋が始まったり…とかは!?」

「ないない(笑)どこのだれだか知らないし。」

春「ちぇー。ってか、そろそろAも彼氏作んないとやばいんじゃない?
私たちもう28だよ?」

「わかってるよ…」

春「もしかして…まだあいつのこと忘れてないの?」

「…」

春「あんたねー…」

「わかってる…わかってるって。」



もう忘れなきゃいけないことぐらい、わかってる。
けど…どうしても思い出しちゃうんだもん。



大好きだった…彼のこと。



.

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作者名:kaaanaaa | 作成日時:2014年6月15日 14時

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