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(北山)
〜回想〜
ん〜…体が重い。
ってか、明るい?
?「こんなんでいいかな…?」
だれかの話声?
?「あ、大丈夫ですか?」
「ここは…?」
?「ひまわり保育園です。
園の前に倒れていて…熱もあるようだったので連れてきてしまいました。」
そっか…倒れちゃってたんだ。
うわーやっちまった。
「すみません…」
?「大丈夫ですよ。園児たちも帰った後だったので。
…でも、私も帰らなきゃいけないんですけど…だれかお迎えとか来れますか?」
「あ、そうですよね。すみません…。俺なら大丈夫です。」
?「よかった^^じゃあ、連絡しておいてください!私、ここの戸締りしてきますね!」
「あ…はい。」
彼女が部屋を出て行くのを気配で感じながら、
マネージャーに電話をかけた。
「あ、もしもし?ひまわり保育園ってとこまで迎えに来てくんない?
なんか俺、倒れちゃってたらしくって(笑)」
マ「え!!!?大丈夫ですか!?」
「これがねー体が重くて動かないんだわ(苦笑)」
マ「わかりました!すぐ向かいます!」
「たぶん、俺んちの近くだと思うから…よろしく」
電話が終わると同時に彼女が戻ってきた。
?「お迎え、大丈夫そうですか?」
「はい。すみません、お世話になりました。」
?「いいえ。でも、ちょっと?かなり?びっくりしました(笑)」
「あの… 〜♪ はい?わかった。今行く。」
?「じゃあ、門まで送っていきます。」
「大丈夫ですよ?」
と言って立ち上がろうとしてみたけれど…
?「大丈夫じゃ…ないですよね?」
「すみません…」
俺…情けねぇ。
?「ふふっ(笑)あやまってばっかですね(笑)」
マ「北山さーん!大丈夫ですか?」
「ああ…ちょっとやばいかも(笑)」
マ「すみません、ご迷惑をおかけしました。」
?「いいえ!お大事になさってください。」
マ「ありがとうございます。では、これで。」
俺もお礼言わなきゃ…とか思ったけど、
どうにも体が限界だったみたいで。
そこで俺の意識は途絶えた。
〜回想終わり〜
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作者名:kaaanaaa | 作成日時:2014年6月15日 14時