女2人の宴 ページ9
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ゆうこ「よかったねえええ！！」
今までの過程を話し合えた私を、ゆうこが思いっきり抱きしめる。
A「お騒がせしました」
ゆうこ「いえいえ、あんたが幸せならなんでもいいのよ」
A「ゆうこ…」
愛ある親友の言葉に目頭が熱くなる。
ゆうこ「にしても彼氏と部屋が隣同士ってどういうことよ、めちゃくちゃいいじゃない」
A「奇跡的にね…笑」
ゆうこ「ほら、家の行き来で週刊誌に撮られること多いから、その点あんたはいいよね」
…あたかも芸能人かのような口ぶりですけど。
A「でも気をつけないと。翔さんと嵐に迷惑はかけたくないし…」
ゆうこ「あんまり思いつめないようにね、そこはお互い様なんだし」
A「…うん」
ゆうこ「さてと、いい報告も聞けたことだし、飲むぞー！」
もはや何缶目か分からないチューハイを開けて、1缶目かのように喉に流し込んでいる。
何回見てもゆうこの飲みっぷりには敵わない。
ゆうこ「ほら、Aも飲む！」
無理やり手にお酒を持たせられたら最後、もうこうなったら腹を括るしかない。
ゆうこ「Aの幸せに、カンパーーーーイ！！」
親友の祝福に感謝しながらも、私は静かに窓を閉めた。
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A「んーー…」
目が覚めて、横を見るとゆうこが缶を握りながらスヤスヤと寝ていた。
A「ただの酒豪じゃない」
苦笑しながら起き上がると、軽く頭痛がした。
A「さすがに飲みすぎたか…」
女2人の周りに散らかったおつまみとゴミと、空き缶の数。
こんな飲み方したのはいつぶりだろう。
最近はゆっくりしっぽり飲むことが多かったのに。
まあでも、今回は例外ということで。
重い身体に鞭を打ち、ゆうこを起こさないように片付け始める。
昨日、私たちの声が隣に聞こえてなかったか不安だ。
特にゆうこなんて容赦なかったし…
途中で窓は閉めたけどそれまでの声は聞こえてたはず。
あとで翔さんに謝っておこう…
A「よし、こんなもんかな」
ある程度片付け終わったあと、ゆうこを起こす。
A「ゆうこ起きて、もうお昼だよ」
何回か身体を揺すると、険しい顔で目を開けた。
A「ひっどい顔してる笑」
ゆうこ「うるさい…」
大きく伸びをして起き上がっているのを横目に、翔さんにメールを送る。
今日も仕事って言ってたっけな。
土日関係なく働いてる人が身近にいる中で酔い潰れてたなんて、なんだか申し訳ない気持ちになる。
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アリサ.(プロフ) - にゃんさん» にゃんさん、コメントありがとうございます！かなり長い年月をかけてしまいましたが、最後までありがとうございました！他の作品の続きも書いていきますので引き続きよろしくお願いします＾＾ (2023年1月8日 15時) (
レス) id: 3f85f11188 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - ありがとうございます。最後まで書いて頂き感謝です。 (2023年1月8日 13時) (レス) @page42 id: b010e36986 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ.(プロフ) - りぃさん» わわわ、、、本当に長い間お待たせしてしまいましたよね(;_;)相変わらずずっと嵐のファンやってました笑 これからも引き続き、楽しみにしてて頂けると嬉しいです！ (2020年7月12日 21時) (レス) id: a395b827f3 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ(プロフ) - ずっといつ更新されるのかと待っていたので、再開本当にうれしいです！これからの展開楽しみにしてます！！！！ (2020年7月12日 21時) (レス) id: cd3fd14afa (このIDを非表示/違反報告)
アリサ.(プロフ) - のあさん» ありがとうございますうううう(;_;)！！温かく見守っててください…！ (2020年7月12日 20時) (レス) id: a395b827f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリサ.
| 作成日時：2020年7月12日 18時
