幸せそうだから許す ページ3
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A「も、もしもし」
翔『あ、A？急にごめん、今何してる？』
A「あ、えっと…」
なんかやましいことをしてるわけじゃないのに言葉に詰まってチラッと岡田さんを見る。
険しい顔で「言えよ」と口パクで言われた。
A「か、会社の先輩と飲んでるよ」
翔『そっかー、ちょうど今仕事終わったからご飯でもと思ったけど、また今度だな』
A「そうだったんだ、ごめんね…」
翔『いや、急に誘ったし。帰ったらまた連絡するわ』
A「わかった、またね」
岡田「お前、しどろもどろだな」
電話を切った私に、呆れながら岡田さんが言う。
そりゃ、いろいろ心臓に悪いんですよ……
この感覚に慣れる日は来るのだろうか。
フルネームで登録してるわけじゃないから、画面を見られても気づかれないだろうけどそれでもやっぱ不安にはなる。
これからはいつも以上にスマホとか気をつけないとな…
岡田「今度紹介してよ」
A「えっ！？」
岡田「そんな驚く？彼氏をだよ」
いやいやいやいやいや無理です！！！！
とか言いたいけど怪しすぎて言えない……………
A「い、いつか！！」
岡田「何その顔、変だぞ」
A「…」
嗚呼、すべて言えたらどんなに楽だろう……
でもきっと翔さんと付き合うってこういうことの連続なんだろうな。
岡田「短時間で切り上げるか」
A「え、そんな全然大丈夫ですよ」
岡田「俺だって、付き合いたてホヤホヤの後輩の邪魔をする趣味はないんですよ」
A「…なんかすいません」
岡田「お前が幸せそうだから許す」
岡田さん……
A「岡田さんに良い人ができますように…」
岡田「心の声漏れてない？」
本当に祈ってるもん。
こんな良い人いないって。
まだ平日ということもあるけど、岡田さんは本当に早めに切り上げてくれて、「彼氏によろしく」と言って帰って行った。
A「気つかわせちゃったよな……」
申し訳なく思いつつも、翔さんに会えるかもという期待を胸に、帰路に着く。
一応解散したことを翔さんに連絡して、家で待つことにした。
ピンポーーーン
しばらくすると、インターフォンが鳴った。
画面には満面の笑みの翔さん。
思わず吹き出し、ドアを開けに行く。
A「お疲れ様」
翔「あー癒される」
なだれこむように玄関に入ってきて、抱きしめられる。
A「ちょ…っ」
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アリサ.(プロフ) - にゃんさん» にゃんさん、コメントありがとうございます！かなり長い年月をかけてしまいましたが、最後までありがとうございました！他の作品の続きも書いていきますので引き続きよろしくお願いします＾＾ (2023年1月8日 15時) (
レス) id: 3f85f11188 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - ありがとうございます。最後まで書いて頂き感謝です。 (2023年1月8日 13時) (レス) @page42 id: b010e36986 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ.(プロフ) - りぃさん» わわわ、、、本当に長い間お待たせしてしまいましたよね(;_;)相変わらずずっと嵐のファンやってました笑 これからも引き続き、楽しみにしてて頂けると嬉しいです！ (2020年7月12日 21時) (レス) id: a395b827f3 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ(プロフ) - ずっといつ更新されるのかと待っていたので、再開本当にうれしいです！これからの展開楽しみにしてます！！！！ (2020年7月12日 21時) (レス) id: cd3fd14afa (このIDを非表示/違反報告)
アリサ.(プロフ) - のあさん» ありがとうございますうううう(;_;)！！温かく見守っててください…！ (2020年7月12日 20時) (レス) id: a395b827f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリサ.
| 作成日時：2020年7月12日 18時
