突然の着信 ページ2
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岡田「んじゃ、カンパイ」
A「お疲れ様です」
ビールのジョッキをカチンと鳴らし、2人でぐびぐびと喉に流し込んでいく。
岡田「かーーっ」
A「やっぱ仕事終わりのビールは格別ですね」
岡田「あたりめーよ」
唐揚げを頬張った岡田さんが、それで？と言うように私を見る。
A「ん？」
岡田「ん？じゃねえよ」
A「付き合いましたよ」
岡田「そんなことはもう分かってますよ」
A「他に何が聞きたいんですか」
岡田「そりゃお前、馴れ初めよ」
馴れ初め……
それは説明に困るというかなんというか
どうすればいいのか
岡田「そんな困る話なの？」
A「うーん…」
言葉を選ぼうとする私を岡田さんは黙って見つめる。
A「世界が違う相手って私、前に言ったと思うんですけど」
岡田「そうだね」
A「思い切って、飛び込んでみることにしました」
岡田さんが、少し微笑んだ。
A「ただ、この気持ちを大事にして向き合おうと思ったので」
岡田「いいじゃん」
A「岡田さんも前に言ってくれましたよね。距離を取ってるのは私なんじゃないかって」
本当に、その通りだったかもしれないと思った。
翔さんはずっと、世界とか関係なく接してくれてたのに。
岡田「その概念取っ払ったら、意外と単純な話だったでしょ？」
A「そうですね」
岡田「じゃあ今は幸せなんだな」
…幸せなんだろうな、私。
こういうの幸せっていうんだろうな。
ちょっとこんなのも久しぶりすぎて少し戸惑ってる自分もいるけど。
岡田「幸せなんだよ、その顔は」
吹き出した岡田さんが、ぐびっとビールを飲む。
岡田「今夜の酒は、特別にうまい！」
私はいい先輩を持ったなあ。
こんな親身に話を聞いてくれる人に出会えたんだから。
岡田「彼氏、俺と飲んでて妬かない？」
A「大丈夫だと思いますけど…」
チラッとスマホを見るけど、連絡来てないし、わざわざ先輩と飲むことを言わなくてもいいかなと思って私も連絡してなかった。
岡田「連絡しといたら？」
A「しといたほうがいいんですかね」
岡田「まあ、相手が俺だしな。べつに何もないしな」
A「はい」
岡田「…なんかスマホ光ってるけど」
A「え？」
手元のスマホを見ると、翔さんからの着信が来ていた。
A「わわ…っ」
フルネームで登録してなくて良かった………
岡田「出ていいよ」
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アリサ.(プロフ) - にゃんさん» にゃんさん、コメントありがとうございます！かなり長い年月をかけてしまいましたが、最後までありがとうございました！他の作品の続きも書いていきますので引き続きよろしくお願いします＾＾ (2023年1月8日 15時) (
レス) id: 3f85f11188 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - ありがとうございます。最後まで書いて頂き感謝です。 (2023年1月8日 13時) (レス) @page42 id: b010e36986 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ.(プロフ) - りぃさん» わわわ、、、本当に長い間お待たせしてしまいましたよね(;_;)相変わらずずっと嵐のファンやってました笑 これからも引き続き、楽しみにしてて頂けると嬉しいです！ (2020年7月12日 21時) (レス) id: a395b827f3 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ(プロフ) - ずっといつ更新されるのかと待っていたので、再開本当にうれしいです！これからの展開楽しみにしてます！！！！ (2020年7月12日 21時) (レス) id: cd3fd14afa (このIDを非表示/違反報告)
アリサ.(プロフ) - のあさん» ありがとうございますうううう(;_;)！！温かく見守っててください…！ (2020年7月12日 20時) (レス) id: a395b827f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリサ.
| 作成日時：2020年7月12日 18時
