慣れるまで ページ3
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翔「やっぱ回数重ねて慣れていくしかないよな」
A「そうですね、それが普通になれば自然と慣れていきますよ」
翔「A」
A「へ」
唐突に呼ばれてびっくりして翔さんを見上げる。
翔「Aー」
A「ちょ、なんですか…」
翔「んー？何回も呼べば慣れるんでしょ？」
A「んな…」
翔「Aもそう思うんだよね？」
A「思いますけどこんな…」
翔「A照れてんの？A？」
A「ちょ、ちょっとストップ！」
おもしろがって暴走し始めた翔さんの口を思わず手でふさぐ。
A「ギブです…」
翔「ギブ？」
A「呼びすぎ！不自然だし！」
翔「えー？そうかな、俺的にいい感じだったのに」
私はもうキャパオーバーでしたけど…！
楽しそうに笑う翔さんを少し睨みつける。
翔「Aが照れちゃったから今日はこれくらいにしといてあげるよ」
A「翔さんだってさっきまで呼び方ぎこちなかったじゃないですか」
翔「そりゃあね、なにごとも1回目は緊張しますよ。俺はもう慣れたけどね」
ふふん、と余裕そうな笑みを浮かべて
翔「じゃ、おやすみ。危ないからちゃんと戸締りすること！」
といつもみたいに念押しして
1103号室へと帰っていった。
A「もー…」
こっちは名前呼ばれまくってドギマギしてたっていうのに、翔さんばっかり余裕で少し悔しい。
部屋に入り、翔さんに言われたとおり
しっかり戸締りをする。
A「私だって、もう慣れちゃうんだからね」
さすがにあんだけ呼ばれれば免疫もついたように思えた。
翔さんって、照れたり慌てたり不器用なところもあるのに紳士だし余裕もあるし
不思議な人だなぁ。
A「ギャップってやつかな…」
私的にギャップを一番感じるのは大野さんだけど。
そんなこと言うと翔さんに怒られちゃうな。
しばらくして、湯船にお湯が溜まるのをのんびりソファに座って待ってると、なんだか隣が騒がしいことに気づいた。
大声で誰かが叫んでるような…
A「なに…？翔さん？」
明らかに隣の1103号室からのもので、
壁に耳を当ててみると女の人の声が聞こえた。
A「…」
なんて言っているのかははっきり聞こえないけど、
ただごとではなさそうなのは分かる。
…誰？
もしかして……
ふと、何度も見かけた丸山葵のことを思い出す。
翔さんのことをまだ好きだと言いに来るという、翔さんの元恋人。
こんな時間に…どうして。
私は、壁際に立ったまま動けなくなってしまった。
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ほのか - 更新楽しみに待っていますね＼(^-^)／ (2019年6月19日 0時) (
レス) id: 923c4b7123 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ.(プロフ) - sakurairoexportさん» 本当に本当にお待たせしました！！（ ; ; ）（笑）超らぶらぶからどうやって今度持っていこうかなって試行錯誤中です…楽しみに待っていてください！ (2018年4月22日 23時) (レス) id: 7f6b5aba7b (このIDを非表示/違反報告)
sakurairoexport(プロフ) - 更新ありがとうございま〜す。待ってたよ〜超ラブラブですね〜！！嬉しいです。次回も楽しみにしています。 (2018年4月22日 15時) (レス) id: 0ce34abb3a (このIDを非表示/違反報告)
彩佑実(プロフ) - 更新ありがとうございます！実際に起こったらと創造すると……(//∇//) 毎回ドキドキさせてもらってます！次からも楽しみです♪ (2018年3月4日 23時) (レス) id: 4a3840fd47 (このIDを非表示/違反報告)
anna(プロフ) - ひゃっほぃ！待ってました！あぁ…今日はいい夢が見れそうです…ご馳走様です← (2018年3月4日 22時) (レス) id: 288446400c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリサ.
| 作成日時：2018年1月14日 22時
