いや、100件超えは普通に引く ページ30
『私も、無視して、ごめんね？
電話……、いっぱいくれたのに。
……引くレベルで。』
春 「おいコラ、今何つった。許してやらねぇぞ。」
『ぷっ……、あははっ。
だって、100件超えてたんだよ？
普通に怖いから。
……でも、本当にごめん。
意地張って、今日は出てあげないから、とか思ってた…。』
春 「お前はほんっとに…。
まぁ、それはとりあえず置いといてやる。
とにかくあの日のことを全部話せ。」
『……うん。』
春 「先に言っとくけど、誤魔化すなよ。
顔見りゃ分かる。」
何それ、初耳なんですけど。
アンタどんだけ私のこと見てんのよ。
……なーんて、違うか。
それから私は、あの日のことをゆっくり話した。
途中で泣きそうになって何度も止まったけど、
春千夜は急かすことなく聞いていた。
『それで、どういう神経してるんだ、って、
怒って帰ったんだけど、
家に着いて、落ち着いたら、
私、春千夜の彼女じゃないから、
怒れない……って思って。』
チラチラ春千夜の方を見ながら話すが、
何だかずっと不機嫌そうな顔をしていた。
『もしかして、
別の女の子といちゃいちゃしてるのをわざと見せつけて、
お前なんか用済みだから、消えろ、って
遠回しに言ってるんだと思ったんだよね。』
春 「は？！」
『だって！
やっぱりあの過去があるとさ、
自分に自信なんか持てないし、
面倒に思われても……、
まぁ、仕方ないのかなって思っちゃって。』
春 「……んで？
A、お前はそれでいいのかよ。』
『……良いも悪いも、
もし春千夜が、あの子を好きなら、
私にはどうしようも、ないじゃん……。
私は彼女じゃないんだし。
あんな風に、可愛くなれないし……。』
春 「ちげーよ。
お前がどう思ってんのかを聞いてんだろ。」
『そんなこと、言えない……よ。
私からあんな変なお願いしたくせに、
これ以上は、言えない……。』
春千夜はまた不機嫌そうな顔で私を見た。
だって、私、アンタに、好きにならないで、って
お願いしちゃったんだよ？
それなのに……。
それに言ったら、
やっぱりいつかアンタも離れていきそう。
やだ怖い、無理。
『でもさ、もし……
アンタが好きな子ができて、
本当に、私を邪魔に思っても、
あんな事はしないでほしいなぁー。あはは……。
さすがの私でもさ、
あ、あんなとこ見たら…、ちょっと、傷つく……。』
春 「言えよ、A。」
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きりん(プロフ) - ただのオタク☆さん» お待たせしておりますm(_ _)m時間未定ですが、明後日からスタート予定で準備中ですので、またどうぞご贔屓に……♡！ (2023年1月11日 21時) (
レス) id: ee22706dc1 (このIDを非表示/違反報告)
ただのオタク☆(プロフ) - 家出もうすぐ完結かぁ！！！悲しいけどこっちの続編くるから楽しみやなぁ！！！！ってことで、待ってます！（？） (2023年1月11日 21時) (レス) @page46 id: f4bc07de09 (このIDを非表示/違反報告)
きりん(プロフ) - 継澪♪さん» いやいや、遅いなんて事はありませんよ(^^)いつもコメントありがとうございます！頑張りますね！継澪さんもね(*´꒳`*) (2023年1月11日 12時) (レス) id: ee22706dc1 (このIDを非表示/違反報告)
継澪♪(プロフ) - 完結おめでとうございます！反応っちゃ遅れちゃいましたね💦言おうと思っていたんですが、忘れてました💦これからもきりんさんの小説楽しみにしているので、引き続き頑張ってください！お体にもお気を付けて！ (2023年1月10日 20時) (レス) @page46 id: 6f5f0e8f06 (このIDを非表示/違反報告)
きりん(プロフ) - 灰かぶりさん» コメントありがとうございます！また楽しんでいただけるよう頑張りますので、恋人編スタートまで少々お待ちくださいませ(^^)身体まで気遣って下さり、本当にありがとうございます！灰かぶりさんこそ、お気をつけてm(._.)m (2023年1月9日 3時) (レス) id: 11fead1de9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりん
| 作成日時：2022年12月22日 1時
