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2ヶ月もすると、
すっかりココくんの部下さんに
送り迎えしてもらうのは慣れてきた。
送迎してくれるのは、
私に連絡先を教えてくれた、あの若い部下さんではなく、
反社らしい？見た目の方々。
最初は口から心臓が出そうなほど緊張して、
話しかけられる度に声が裏返った。
けれど、そんな私にも皆さん丁寧に接して下さり、
怖がらなくなるのに然程時間はかからず。
今では軽くお話もできるようになった。
ちなみに春千夜さんの言いつけ通り、
お部屋には誰も上げていない。
聞けば皆さん、同じことをココくんにも言われているらしい。
そのお家はというと、ビルから近いマンション。
お部屋に入るまで、3重のセキュリティが備わっている。
1人で住むにはかなり広いお部屋で、
今でもなかなか慣れずに、
ちょっとだけ寂しいのは誰にも言っていない。
……ちなみに家賃は教えてくれなかったが、
気になって調べてしまい、唖然とした。
部 「着きました。
佐木さん、お疲れ様でした。
また明日同じ時間に伺います。」
『ありがとうございます。
帰り道、運転気をつけて下さいね。』
バタン。
カードキーでエントランスへ。
その中に入るまで、
部下さんは車を出さずに見守ってくれている。
急いで中に入り、
車のテールランプが変わったのを見て手を振ると、
ハザードで返事が返ってくるのが
ちょっと嬉しい。
そしてメールルームで郵便物を確認し、
エレベーターホールへ。ここもカードキーの出番。
そして最後にお部屋の前では、暗証番号を入れる。
すごいセキュリティだなぁと最初は感心した。
いつもなら、メールルームはチラリと覗くだけ。
私宛にダイレクトメールが入ることはないし、
チラシも基本は入らないようになっているから。
しかし、この日、
初めて一通の手紙が入っていた。
何の変哲もない茶色の封筒。
裏を見ると、差出人のところに��九井一��とある。
ココくんからお手紙なんて何かな。
頬を緩ませエレベーターに乗り部屋へ向かう。
そして部屋に入り、扉を閉めて、
少しわくわくしながらその場で封筒を開けた。
しかし、中身を取り出した瞬間、
浮かれた気持ちが一転、
一気に身体が冷えるような感覚に陥る。
出て来たのは数枚の写真。
そこに写っていたのは、すべて私だった。
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きりん。(プロフ) - yumさん» この春千夜は、好きになっちゃいますよね。作者ですらそう思います。笑 嬉しいお言葉、ありがとうございます！ (2022年12月7日 21時) (
レス) id: c098a97284 (このIDを非表示/違反報告)
yum - いや、もう、マジで神です。春千夜、、、ヤバい、カッコよすぎる。きりん。さん天才すぎます。語彙力ゴミですみません💦 (2022年12月7日 19時) (レス) @page50 id: 078a32e2da (このIDを非表示/違反報告)
きりん。(プロフ) - 紫月??＿低浮上＿さん» 可愛いですね！ほっこりしました(^^) (2022年12月7日 19時) (レス) id: c098a97284 (このIDを非表示/違反報告)
紫月??＿低浮上＿(プロフ) - きりん。さん» ʕ•ﻌ•ʔฅ´- はい！ (2022年12月7日 14時) (レス) id: 6f5f0e8f06 (このIDを非表示/違反報告)
きりん。(プロフ) - 紫月??＿低浮上＿さん» 実は、私的にはさらに甘い展開を、この後ご用意しております！ぜひお楽しみに！ (2022年12月7日 14時) (レス) id: c098a97284 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりん。
| 作成日時：2022年11月25日 19時
