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竜 「……ぷっ、はははっ！
Aちゃん、そんな事考えてたの？
マニキュア欲しかったんじゃないのかよ。くくっ。
あー、ヤバい。まさか過ぎてツボった…！」
『……竜胆くん、笑いすぎ。』
ジト目で少し睨むようにしてくる顔も、
思わず敬語が抜けたところも可愛くて、
頭を撫でながら、
ごめん、ごめん、と謝った。
彼女の、俺の周りにいる女とは違う、
穏やかで純粋な優しさに
一瞬ドキッとしてしまい、変に緊張していた俺も、
その言葉で一気に気が抜ける。
その後は、当初のAちゃんの要望通り、
お菓子作りに使うらしい食材や
何かよく分かんねぇ型みたいなのを買って、ビルを出た。
車に戻って、
助手席のシートベルトを締める彼女に
声を掛ける。
竜 「そろそろ昼だな。
Aちゃん、苦手なものとか食えないものとかある？」
『いえ…、特には、ないかな…？』
竜 「じゃ、飯食い行こ！
俺のおすすめ、な。」
『ふふっ、はい。お願いします。』
すんなり敬語に戻ったのは
何だか残念な気がした。
さて。多分Aちゃんは、
流行りの物とか、写真映えするような物より、
普通に美味しい物の方が
喜んでくれそうだな…。
俺は電話を一本掛ける。
竜 「これから、いいか？2人。
ちげーよ、兄貴じゃねぇ。
……ん、そんなとこ。……、はいはい。
じゃ、よろしく。ピッ、。
よし、行こっか。」
ということで、
車を走らせ、連れて来たのは。
『え？竜胆くん…、ここって…。』
竜 「いいから、いいから。」
��close��の札がぶら下がっている
開店前の一軒家の店。
中に入ると、
木の温もりの、落ち着いた雰囲気の店内。
回廊から見える中庭には、
大きな桜の木と低木が植えられており、
石畳が敷かれている。
思わず感嘆の声を上げる彼女に、
よし、店はアタリだな、
あとはメシか
と、心の中でガッツポーズしつつ奥へ案内する。
奥の部屋に入ると、
そこは個室で、
作務衣を来た1人の男が花を生けていた。
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きりん。(プロフ) - 紫月＿siduki??＿さん» がんばります！ではでは(^^) (2022年11月15日 17時) (
レス) id: 8c61cff3a5 (このIDを非表示/違反報告)
紫月＿siduki??＿(プロフ) - 頑張ってください(ง •̀_•́)ง (2022年11月15日 17時) (レス) id: 6f5f0e8f06 (このIDを非表示/違反報告)
きりん。(プロフ) - 紫月＿siduki??＿さん» 嬉しいお言葉、ありがとうございます！このコメント欄でのやり取りを繋がってるって言うのかな？疎くてすみません…(^_^;)今作も楽しんでいただけるよう頑張りますね！ (2022年11月15日 16時) (レス) id: 8c61cff3a5 (このIDを非表示/違反報告)
紫月＿siduki??＿(プロフ) - いや…すきで読んでるんで！！！キリンさんとは…本当に繋がりたいです((繋がってるのかな、？ (2022年11月15日 16時) (レス) id: 6f5f0e8f06 (このIDを非表示/違反報告)
きりん。(プロフ) - 紫月＿siduki??＿さん» 紫月さん、こんにちは。ありがとうございます。お手隙な時にでも、気軽にお読み下さると嬉しいです！ (2022年11月15日 16時) (レス) @page23 id: 8c61cff3a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりん。
| 作成日時：2022年11月5日 18時
