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九井さんが開いてくれたサイトを見ると
派手、というか、高そうというか…
美人しか似合わなそうな服ばかりで、思わず手が止まる。
とりあえず地味目の服を3着と、
下着も3セット、
あとはシャンプーとコンディショナー、
基礎化粧品、スキンケアセットを選んで、発注。
すごいな、何でもある。
…全部高そうだけど。
特に見たい物もなく、
食べものの欄を流し見ていくと、見覚えのある瓶。
『あっ、コレ、竜胆さんが買ってきてくれた、
猫のティラミス。
…竜胆さん、ティラミス好きなのかな…？』
しばらくすると、九井さんがもう一度やって来た。
そして、確認してくれ、と何かのリストを渡してきた。
『えっと…
靴と上着にコート、バッグ、コスメ…』
他にも、財布、アクセサリー、キーケース、
チェスト、間接照明、小さめの冷蔵庫まで。
『…何ですか、このリスト。』
九 「ここに届く予定の物。」
『え？
…注文する前の物じゃなく、
届く物…？』
九 「そうだ。
…それと、これ。」
頭が痛くなってきた私に、九井さんは何かを投げて寄越す。
『あっ…、スマホ…！』
九 「前のやつは、真っ二つにされたんだろ？
色とケース、勝手に選んでごめんな。
…それには、俺の仕事用の番号が入ってる。」
スマホは、黒で、
ケースは、くすみピンクの、シンプルなレザーケース。
中を見てみると、電話帳に連絡先が一件。
��九井 一��
番号とアドレスが登録されていた。
九 「とりあえず今日はもう遅い。
メシ届けさせるから、それ食って早く寝ろ。
明日から働いてもらうから、
そのつもりで。」
『…九井さんは？』
九 「俺？仕事に戻る。
…三途の報告書が滅茶苦茶で、マイキーに提出できねンだよ…。
解読から始めるから、多分徹夜だな。
俺の部屋は隣だから、何かありゃ訪ねて来い。
大体はそこにいる。」
『徹夜…。
分かりました。
本当に色々、ありがとうございました。』
九井は、あぁ、とだけ言うと、扉に向かって歩き出し、
私も扉まで彼を見送った。
20分くらいすると、ご飯が届けられた。
スーツの人は、何か用はないか聞いてくれたので、
あることを聞いてみると、
それ位ならすぐに用意できるとのこと。
ご飯を食べていると
頼んだものが届けられて、
用意してくれた人にお礼を言った。
彼は顔をほんのり赤らめて、
こんなの余裕っす、また何かあれば遠慮なく言ってください！
と言って、去って行った。
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きりん。(プロフ) - 紫月＿siduki??＿さん» がんばります！ではでは(^^) (2022年11月15日 17時) (
レス) id: 8c61cff3a5 (このIDを非表示/違反報告)
紫月＿siduki??＿(プロフ) - 頑張ってください(ง •̀_•́)ง (2022年11月15日 17時) (レス) id: 6f5f0e8f06 (このIDを非表示/違反報告)
きりん。(プロフ) - 紫月＿siduki??＿さん» 嬉しいお言葉、ありがとうございます！このコメント欄でのやり取りを繋がってるって言うのかな？疎くてすみません…(^_^;)今作も楽しんでいただけるよう頑張りますね！ (2022年11月15日 16時) (レス) id: 8c61cff3a5 (このIDを非表示/違反報告)
紫月＿siduki??＿(プロフ) - いや…すきで読んでるんで！！！キリンさんとは…本当に繋がりたいです((繋がってるのかな、？ (2022年11月15日 16時) (レス) id: 6f5f0e8f06 (このIDを非表示/違反報告)
きりん。(プロフ) - 紫月＿siduki??＿さん» 紫月さん、こんにちは。ありがとうございます。お手隙な時にでも、気軽にお読み下さると嬉しいです！ (2022年11月15日 16時) (レス) @page23 id: 8c61cff3a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりん。
| 作成日時：2022年11月5日 18時
