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遭遇 ページ11

メールアドレスから割れた男の名前を、
梵天の下っ端や、傘下の組織の人間である可能性を考慮して、
検索をかけてみる。





春 「こっちはハズレだ。
うちにコイツはやっぱりいねェ。


九井、今度は存在するか?その名前のやつ。」




九 「あぁ。」





名前がまた偽名である可能性もあったが
とりあえず、存在はしていた。
九井は、住所や職業など、素性の特定を始めた。





そこにシャワーを浴びた2人が戻ってきた。
今度は、蘭が2人、ではなく、
蘭と竜胆。






竜 「おい、ココ。
お前の読み、的中っぽい。」





さきほど竜胆が絡まれた香水女から
メッセージが来たらしい。




少し前のことだったので、すっかり忘れていたらしいが、
8ヶ月ほど前、大人しめの、会社の同僚を紹介したそう。




そして交際を始めたと思ったら、
スピード婚約したらしい。
それを機に、女は仕事を辞めている。
幸の薄そうな女だったらしい。






まさに、九井の読みが当たっていく。








ほどなくして、男の住所と職業を特定。
男は職業、精神科医。
都内のマンションに一人暮らし。
そして、独身。





春 「…なるほどな。精神科医。
ヤクじゃなく、オクスリで従順な女を作り出したってか?
面白ェなァー!」






蘭 「ますます、コイツで決まりっぽいなー。」





竜 「とりあえず、コイツの行動パターンと交友関係でも探らせっか。」








それから1週間後、
部下から、報告が入った。






この男、都内に2軒、家を持っているのだが、
片方の家には派手な女を連れ込んだりしているものの、





もう片方の家には、
この男以外誰も出入りすることがなかった。






しかし出入りがない家の窓には、
線の細い女が映ったらしい。
それは、色の白い、儚げな美しさを持つ女だった。










ここまで情報は集まったものの、
踏み込むには決定打に欠けており、
もう少し情報を得たかった。







九 「なんか、いい方法はねェのか。
女と接触しつつ、
男には勘付かれないような…、何か…。」






すると、接触の機会は突然にやってきた。

.→←.



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きりん。(プロフ) - 紫月_siduki??_さん» がんばります!ではでは(^^) (2022年11月15日 17時) (レス) id: 8c61cff3a5 (このIDを非表示/違反報告)
紫月_siduki??_(プロフ) - 頑張ってください(ง •̀_•́)ง (2022年11月15日 17時) (レス) id: 6f5f0e8f06 (このIDを非表示/違反報告)
きりん。(プロフ) - 紫月_siduki??_さん» 嬉しいお言葉、ありがとうございます!このコメント欄でのやり取りを繋がってるって言うのかな?疎くてすみません…(^_^;)今作も楽しんでいただけるよう頑張りますね! (2022年11月15日 16時) (レス) id: 8c61cff3a5 (このIDを非表示/違反報告)
紫月_siduki??_(プロフ) - いや…すきで読んでるんで!!!キリンさんとは…本当に繋がりたいです((繋がってるのかな、? (2022年11月15日 16時) (レス) id: 6f5f0e8f06 (このIDを非表示/違反報告)
きりん。(プロフ) - 紫月_siduki??_さん» 紫月さん、こんにちは。ありがとうございます。お手隙な時にでも、気軽にお読み下さると嬉しいです! (2022年11月15日 16時) (レス) @page23 id: 8c61cff3a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きりん。 | 作成日時:2022年11月5日 18時

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