九井さん、今日はどうしましたか？ ２

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三 「九井ー！いるか？
昨日は悪かったなァー。」




ものすごい音でドアを蹴り飛ばして開け、
中に入ってきたのは朝からド派手なピンク頭のヤク中。




九 「てめェ…、静かにドアも開けれねェのか、三途！」





三 「なんだ、また徹夜明けかー？
ヤク飲むか？」





九 「飲まねェよ！
余計なお喋りしに来たなら
とっとと仕事に戻りやがれ。」




三 「あぁ、そう言えばよォ、
マイキー御用達のどら焼き屋、
今月で閉店じゃなく、移転だとよ。」





九 「……へーへー。そりゃよかったな。


…ん？
あっ、てめ、そのことか！あの巫山戯た電話！

次くだらねェ電話してきたら、
ぶっ飛ばすからな。

オラ、用が済んだら、さっさと行け！」





もうまともに相手するのも面倒で、
適当に話を流して
三途を追い出した。




三途の代理の仕事はすんなり終わったのだが、
別件でのトラブル。
灰谷兄弟が現場は処理したが、
芋蔓式に情報を得て、明け方まで裏取りに追われていた。





鶴蝶にさっきデータを送ったら、
了解。
とだけ返ってきたので、まあ任せて問題ないだろう。

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