Dr. Ryosuke × Pt. Yuri * ページ20
side:Yuri
侑李「じゃあ僕出るけど、あんま煩くしないでよ?お隣さんに怒られちゃうからね。」
大貴「しないしない、大丈夫だって!…あっちょっと伊野ちゃんずるい!」
慧「大ちゃんがよそ見してるからでしょ、はい俺一抜け〜!」
…いや、もう既に怪しいんだけど。
侑李「…行ってきます、」
大貴・慧『いってらっしゃ〜い』
楽しそうな2人に見送られて家を出る。…おかしいな、ここ僕の家なんだけどね?笑
昨日の夜遅くまで3人で飲んでて、流れで家に泊めたところまでは良いんだけど。
起きてからやり始めたゲームが白熱しているらしく、僕は仕事に行かないといけないから仕方なく2人に留守番を頼んだ。
侑李「…、?」
移動車に乗り込んで少しすると、胃のあたりに違和感を感じる。なんかムカムカするような…気のせいかな?
…けど、仕事を終える頃には気のせいなんかじゃなくなっていた。
違和感を通り越して気持ち悪い…込み上げてくるものを我慢しながら帰りの車に揺られていると、少しの振動でも耐えるのが辛い。
頭もくらくらしてきて、もうとっくに限界まできていた。せめてトイレまで間に合えば…。
家の前で下ろして貰うと、手探りで鍵を探してドアを開ける。奥から2人の「おかえり〜」と間延びした返事が聞こえてきて安心したのも束の間。
侑李「…う、っ…げほっ…、」
トイレに着く前に吐き気の波が襲ってきて、我慢もできずその場に吐いてしまう。
大貴「ちねん〜?…えっ、ちょっと!どした、気持ち悪くなっちゃった?」
侑李「んっ…泣」
大貴「大丈夫大丈夫、全部出しちゃって良いから。…伊野ちゃん!タオルとビニール持ってきてくんない?」
慌ててリビングから出てきた大貴が処理してくれて、吐き気が治まったタイミングで口を濯ぐ。
侑李「…ごめん…、、」
大貴「謝らなくていいの、笑 …心配だから病院行こっか、丁度山田と薮ちゃんいるみたいだから。」
え、病院…!?
侑李「っ…やだ、行かない…泣」
慧「俺らも一緒行くよ?ずっと気持ち悪いのしんどいでしょ。山田に治してもらおう?」
2人の間で話は進んでいって、抵抗する間もなくあっという間に病院に着いてしまった。
涼介「知念大丈夫?こっちおいで、」
診察室へ入ると、白衣を着た涼介が手招きして自分の膝をぽんぽんと叩く。
侑李「ぐす…っ…んー…、泣」
涼介「よしよし、しんどいなぁ…。」
…なんかまた気持ち悪くなってきた、、
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ふ ゆ(プロフ) - ゆいさん» たくさんの応援コメントありがとうございました〜!とっても励みになりました^ ^移行先でも宜しくお願いします…! (2020年3月3日 15時) (レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
ふ ゆ(プロフ) - みーさん» リクエストありがとうございました!移行先でも宜しくお願いします^ ^ (2020年3月3日 15時) (レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - パート2でも楽しいお話を毎日ありがとうございました!リクエストも忠実に答えていただいたり、メンバーの特徴をとらえた描写をされていたり…大好きです!また移行して下さった場合には読ませていただきます!ありがとうございました(*^-^*) (2020年3月2日 22時) (レス) id: b95e20b84f (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 更新ありがとうございます とても良かったです また機会があればリクエストさせていただきます これからも更新頑張ってください (2020年3月2日 20時) (レス) id: f0fa747bea (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - お忙しい中更新ありがとうございます〜! (2020年3月2日 16時) (レス) id: b95e20b84f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふ ゆ 。 | 作成日時:2019年12月22日 16時