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side:Ryosuke


大貴「おはよ。やっぱまだ外超寒いわぁ〜」


チャイムが鳴って、ドアを開けると鼻を赤くしながらコートのポッケに手を突っ込んで立っている大ちゃん。


嘘でしょ、ほんとに来た…。


大貴「ん?あぁそっか、喋れないのか。じゃあ何か言いたいことあったらメモに書いて見せて?」


スマホのメモ機能を開いて、ぽちぽちと文字を打つ。


(朝早くにごめん、わざわざ来てもらって。)


大貴「いいって、眠れないくらいしんどいんだろ?もうちょっとしたら伊野ちゃんとこ行こうな。」


…!?


(そんなの聞いてない!いい、行かなくて大丈夫。)


大貴「えぇ、でももう連絡しちゃったし。治らないと仕事もできないよ?…あ、ほら電話きた。もしもし…うん、さっき着いたとこ。」


そのまま伊野ちゃんと電話し始めて、置いてきぼりにされる俺。「うん」とか「いいの?」とか聞こえてくるけど、内容はさっぱりわからない。


大貴「ん、わかった。じゃあまた後でね、はーい。」


涼介「…。」


大貴「そんなに痛いんじゃちょっと心配だから今日の午前中においでだって。仕事も午後にずらして貰ったみたい。」


…そんな事言われたらもう断れないじゃん…。


俯いていると、そっと頭を撫でられる。


大貴「…そんなに嫌?笑 大丈夫だって、俺も着いてくし。」


病院に行くのは気が重いけど…でも症状としては風邪と変わらないもん、いつもの診察と同じだよね…?



.



.



慧「お、やっほー。あらら、しんどそうだな。」


伊野ちゃんのところに来たのはそれから数時間後。


…なんだけど、その間に寒気がしてきて熱を測ったら38度を超えていて。


ぐったりした様子の俺を見てすぐに診察が始まって、聴診はすぐに終わったけど問題は喉を診た時だった。


慧「んー…うわ、これ相当痛かったでしょ…。ご飯は?お水飲めてた?」


大貴「どっちも無理だったみたい。…だよな?」


隠してもしょうがないから素直に頷く。伊野ちゃんは難しい顔をして、少しの間何か考え事をしているようだった。


慧「そっかぁ、うーん…」

・→←Dr. Kei × Pt. Ryosuke *



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ふ ゆ(プロフ) - ゆいさん» たくさんの応援コメントありがとうございました〜!とっても励みになりました^ ^移行先でも宜しくお願いします…! (2020年3月3日 15時) (レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
ふ ゆ(プロフ) - みーさん» リクエストありがとうございました!移行先でも宜しくお願いします^ ^ (2020年3月3日 15時) (レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - パート2でも楽しいお話を毎日ありがとうございました!リクエストも忠実に答えていただいたり、メンバーの特徴をとらえた描写をされていたり…大好きです!また移行して下さった場合には読ませていただきます!ありがとうございました(*^-^*) (2020年3月2日 22時) (レス) id: b95e20b84f (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 更新ありがとうございます とても良かったです また機会があればリクエストさせていただきます これからも更新頑張ってください (2020年3月2日 20時) (レス) id: f0fa747bea (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - お忙しい中更新ありがとうございます〜! (2020年3月2日 16時) (レス) id: b95e20b84f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふ ゆ 。 | 作成日時:2019年12月22日 16時

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