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side:Daiki
雄也「やり方は前と同じ。経鼻にするね、まず喉と鼻に麻酔しよっか。……伊野尾くん？大丈夫？」
慧「…やる、けど…ちょっと待って…、」
ベッドに移動して、いよいよ検査が始まろうかというその時。
それまでは言われるがままに動いていた伊野ちゃんがストップを掛けた。
雄也「うん、無理にやったりしないから。落ち着いたらでいいよ。」
…これはそっとしておいた方が良いのかな。
高木はあえて伊野ちゃんから少し離れてこっちに背を向けると、何やらパソコンで作業し始めた。
俺だけ何もしないのも落ち着かなくて、伊野ちゃんが座っているベッドの隣に腰掛ける。
慧「……。」
暫く沈黙が流れて、何気なく側にあった伊野ちゃんの手を上から握った。
大貴「…えっ、冷た…緊張してる？」
慧「……い、」
大貴「…ん？」
慧「…怖い…、」
思わず一瞬黙り込んでしまう。…それは今日初めて聞いた伊野ちゃんの本音で、そして弱音だったから。
大貴「…何が…って言うのも変だけどさ。具体的にどの辺が怖い？」
慧「…苦しいの、あれ。上手く力抜けないと息できないしさ。…正直めちゃくちゃ痛い、やりたくない。」
注射や点滴くらいでは顔色一つ変えない伊野ちゃんが苦しい、痛いって言うんだから相当辛い検査なんだ。
想像しただけで鳥肌が立つ。…出来ることなら今すぐやらなくて良いよって言ってあげたいけど、相槌を打つことしか出来ない。
大貴「……うん、」
慧「…なんてね、やらなきゃいけないのは分かってるんだよ。俺が高木の立場でも絶対検査するし。笑…ちょっと我儘言いたかっただけ。」
大貴「…え？」
慧「大丈夫、ちゃんと受けるよ。」
そうは言うけど、握ったままの手はまだ冷たいし微かに震えている。
雄也「…そろそろ大丈夫そう？」
慧「うん、ごめんね時間掛けて。覚悟決めて高木に任せるよ。笑」
雄也「いや覚悟って笑…ん、じゃあこれ飲んで待っててね。」
紙コップに入った消泡剤を手渡して席を立った高木に付いて行って、こそっと耳打ちをする。
大貴「…あのさ、ちょっと相談なんだけど。」
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ふ ゆ。(プロフ) - くるさぼさん» Dr.伊野尾くん了解です〜！沢山のリクエスト頂いておりまして確実なお約束は出来ないのですが、参考にさせて頂きます^ ^ (2020年6月10日 22時) (
レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
くるさぼ(プロフ) - 医者は伊野尾くんでお願いします (2020年6月9日 19時) (レス) id: a9f01a33e9 (このIDを非表示/違反報告)
ふ ゆ。(プロフ) - くるさぼさん» リクエストありがとうございます〜！Pt.光くん、サポート薮くんで大丈夫でしたかね？お医者さんでご希望のメンバー居ましたら教えてください^ ^ (2020年6月8日 22時) (レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
くるさぼ(プロフ) - パニックおこした光くんが医者の薮くんに支えてもらいながら採血をするのがみたいです。 これからも自分のペースで頑張って下さい。応援してます (2020年6月8日 22時) (レス) id: a9f01a33e9 (このIDを非表示/違反報告)
くるさぼ(プロフ) - Twitterしてないので、こちらでリクエストさせて頂きます。光くんが貧血の症状が酷くて、倒れてしまいます。それで、検査をする為に採血を行おうとするが、過去に無理矢理やられた事がトラウマがあり、その事思い出してパニックを起こしてしまいます。 (2020年6月8日 22時) (レス) id: a9f01a33e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふ ゆ 。 | 作成日時：2020年5月24日 21時
