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43 社会人は遊べねェ ページ45

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貴「きゃっほーい!!地球ただいま!!
いや〜ホント地球空気は美味しいね〜」

地球に降り立って即、戦艦から降りうーんと空気を吸う

やっぱずっと船にいるのも窮屈なんだよね

伸びをすると後ろからトンと背中をつつかれた


神「本当ダネ、空気美味しいや、ご飯には負けるけど」

貴「そりゃ、飯の方が美味いでしょーよ」


ご飯と比べてどうすんだ…

半分呆れ顔すると「殺しちゃうぞ★」だって、怖い

てゆーか、星黒いわ


阿「おーい、スットコドッコイ共!これから会議があるんだから、はしゃぎ過ぎんなよ」

貴「そんなの分かってるってガキじゃあるまいし」

神「Aは餓鬼じゃんか」

貴「お前がな」


うるせぇよ、と阿伏兎は吐くと団員達を連れて歩き出した

一応ここは山奥なわけで、江戸までは少し歩かないといけない


貴「あーあ、観光したいな〜遊びたいな〜」

神「普通だったらここで観光して来いって展開ナンダケドな〜」

貴・神「「ね〜」」


神威と顔を見合わせる . ナニコレ案外楽しいね

阿「息合わせてんじゃねーよ!ったく、会議ではちゃんとしてくれよ
寝てもダメだからな」

貴・神「「は〜い」」

阿「なんでこん時だけアンタら仲いいんだよ」

貴「やだな〜いっつも仲いいんだよ私達」

神「そうだよ阿伏兎」

阿「そうかい、そうかい。で、着いたぜ、あそこだ」

船を停めた場所から15分程歩いたところ、阿伏兎が指指した方を見ると

まだ江戸に入っているか入っていないかの極に小さな旅館があった

見た目はあんまり良くない . 言ってみれば

春雨に来る前に住んでた自分のおんぼろアパートと大した差はないように思えた


貴「…あそこかよ」

阿「あんまり目立たねェ方がいいと思ってな」

実際建物を直に見ても、やっぱりいい気はしなかった

神「会議とかあるんだったら、来なけりゃよかったな」

貴「ね〜」

阿「つべこべ言わねェで入った入った!!」

貴・神「「ちぇ〜」」


阿「ホントに今日はどうしちまったんだよ
仲良すぎだろ、気持ち悪ィ」

44 季節ハズレも関係ないくらいエンジョイしようか→←42 ロクでもねェヤツ(神威side)



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作者名:羽夜 | 作成日時:2016年12月8日 15時

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