37 拒絶(神威side) ページ39
______入って来ないで
拒絶された…Aに
神「……何言ってんのさ、ご飯だよご飯」
貴「いいから!!出てって!!」
神「なんで?ていうか、オレが何したっていうの?」
こんなに拒絶されるほど何かしただろうか
いや、確かにこれまでにAにイロイロしてきたけど
コレは今までとは違う
……どうすればいいんだオレは
貴「……お願い……今はそっとしといて」
神「分かんない。なんで?」
貴「いいから」
神「やだ」
貴「ホントにコッチ来ないで!!」
いつもみたいにワガママを言っても今回はダメだ
叫ばれるほど拒絶されている
こうなったら、アレしかない
神「……団長命令だ…出てきて
ていうか、いつまでも布団の中にいてないで出てきなよ!!」
その丸い布団の塊は一瞬ピクッとした
が、一向に出てこようとしない
これじゃぁ拉致があかない
ということで、オレは無理矢理布団を剥がす
貴「ちょっやめっ」
神「いい加減出て来いよ!!」
必死に抵抗するAを押し付けて抑えて
布団を引っ張る
Aは他の団員よりかは強いけど
力には差がある
特に男女の差
だからそんなに時間もかからず、すぐにAから布団を奪うことができた
貴「ああ!!ちょっと!!」
神「もう、早くご飯食べに行くよ!!
………って、ナニソレA…………」
貴「……だから、嫌だったのに」
Aはシュンとした顔でオレを見てくる
そして微かに恥じらいを耐えているかのように唇を噛み締めていた
Aの身体に目をやれば
Aの銀髪の髪には見慣れない獣耳
そして獣のような尻尾が生えている
貴「……………猫に……なっちゃった……」
神「………ネコっ…………?!……」
.
38 神「拒絶もスキのうちなんだ〜?(名前)ってツンデレw」 貴「コロス」→←36 暇潰し(神威side)
16人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:羽夜 | 作成日時:2016年12月8日 15時