28 春雨は変わり者の集まり(回想から始まります) ページ29
_____Aの回想______
華南「…………あのっ好きです!!……Aさん……!!」
貴「…………ェ?……………」
?!工エエェェエエ工?!
は?私が好き?………神威じゃなくて?
貴「………えと、それ……マジですか?」
華「はいっ!!マジですっ!!私Aさんに一目惚れしちゃったんです」
貴「あの…神威じゃなくて?」
華「はい!!神威くんじゃなくてAさんです
わあ、ほんと可愛いです!!神威くんの話聞いてる時から既に素敵だなって
思ってましたけど、やっぱり生で見てよかったです!!」
貴「はあ………?」
神威、いったいどんなこと華南さんに話したんだ…
華「私お恥ずかしいながら実は可愛い女の子が大好きなんですっ
あの、Aさんはおいくつなんですかっ?」
貴「…私、18です…」
華「えっ?!私と1個しか違わない!!私てっきりAさん、14歳くらいだと
思ってました!!とっても可愛いらしいです」
……14…
華南さんだから許そう…
華「えと、ちょっと抱きしめてもいいですかっ?」
か、華南さん顔がめっさ紅潮してるけど…大丈夫かな……
貴「…は、はい」
腰に華南さんの腕が回ってくる
ギュッ
華「可愛い〜。神威くんが羨まし〜」
華南さん………胸が当たってます
凄い羨ましいのは貴女です
ていうか締め付けキツくなったァァァ し、死んじまうゥゥゥ
貴「くっ苦し"い"〜」
華「す、すみません!つい……」
急いでパッと手を離す華南さん
あぶねー
貴「ところで、華南さん男性に興味は…?」
団員達が気になるだろうな〜
華「ありません!!興味あるのはAさんだけです!!」
貴「そ、そすか………えと、もう少し考えさせてもらっていいですか?」
華「もちろんです!!待ってます、いつでも!!」
_________回想終了__________
貴「って。残念でした〜華南さんは全く男に興味がないそうです〜」
あらら団員達がショボンてなってる
神「まあ、オレは前から知ってたケドね」
貴「えっ?!知ってたの?!」
神「華南が言ってたでしょ?オレの同期だって」
貴「あ、そういえば…」
神「でも、Aには手を出すなって言ったハズなんだけど」
貴「なんか、複雑……」
バンっ
もの凄い音がしたと思えば事務室の扉が…
華「Aさああーん!!!」
貴「か、華南さ、?!」
華南さんが凄い勢いで飛びついてきた この前のノックは…
神「なんか煩いヤツが増えたね」
ほんとです…
.
29 二人→←27 大抵のことには耐えられる精神の持ち主ってつまりバカってことでしょ?
16人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:羽夜 | 作成日時:2016年12月8日 15時