15 いつもの神威 ページ16
あれから少し様子がおかしかった神威も
目的の星が近くなるに連れて、不敵な笑を浮かべはじめた
やっぱこうでなくちゃ神威は…ってまだ入ったばっかりな私が言うのもアレだけど
船のモニターには地球に似た惑星
まさか地球じゃ…?!
貴「阿伏兎っ、星潰しってまさか地球?!」
阿「いーや、アレは一見地球に似ちゃいるが地球じゃねェ
青蓮(しょうれん)という星だ」
貴「青蓮……」
阿「なんだ、ホームシックかァ?」
貴「……殺しちゃうぞ^^」
阿「怖ーよ!!何団長の真似してんだよ!!」
ツッコンでる阿伏兎はおいといて本題に移ろうか
貴「で、どうすんの星潰しって
この星のヤツ全員殺せばいいわけ?」
阿「嬢ちゃんも団長に似てきたな
そんなにニコニコするもんじゃねーよ」
神「そう♪この星のヤツ全員殺せばいいんだよ」
うおっ、どっから神威現れたっ!!
貴「びっくりした〜それより神威大丈夫なわけ?」
神「?……何が?」
貴「いや、だってさっき顔こわばってたからさ
気分悪いの?」
神「……別に。それよりこの間あげた傘持ってきたよね?」
貴「もっちろ〜ん。このAちゃんが忘れるとでも〜?」
なんだろ…一瞬また神威の顔がこわばったような
しかも傘の話も今の話をそらそうとした気が…
阿「いやこの間から気がついたんだが、お前さん物忘れ酷いぞ」
ギクッ……!!!
神「こないだも書類忘れたり、オレの部屋右隣なのに
左隣の部屋に入ろうとしてた死ね」
((おい、なんか最後おかしかったぞ!
貴「………」
返す言葉が見つからん……
神「ハハ、返す言葉が見つからないって顔してる」
そんなにわかりやすいか?!私の顔!!
神「アレ?適当に言ったのに図星って顔してるww」
こんのォォバ神威がァァァァァ!!
貴「いつか殺してやるからな!!バ神威!!」
神「できるものならね^^」
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16 どうでもいいから早く星潰ししてくんない?→←14 やっぱりやめとけばよかった(神威side)
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作者名:羽夜 | 作成日時:2016年12月8日 15時