Aぇホテルすぎひん？ ページ13
何やらスマホを取り出して、検索している誠也くん。謎な行動に頭が回らない。
「よし！ほないくで！」
『え？』
「予約したから、ちゃんとしたとこ」
いやいやいやいや、何言うてんのこの人。やっぱり感覚がおかしいと言われてるだけある。
『どこ行くん？』
「○○ホテル」
それは誰でも知ってる高級ホテルで。なんで予約できたのかもわからへんし、その行動力にもビビっていると
「大切にさせてくれ。そういうのは。」
と言って、車を走らせた。
ホテルに着くまでの間、誠也くんにほんまにお前はあかん子や、なんて笑いながら言われて確かに恥ずかしいと思っていると前を見ながら頭を撫でられる。
「素直に言うてくれてありがとうな」
マスクとサングラスで顔はわからないけどきっと照れている。
ホテルに到着すれば、びっくりするくらい広くてアメニティもこれでもかってほど置いてあるし、ベッド大きいしふかふかやし、お風呂も広すぎて大興奮。
『わぁ。すごっ！誠也くん！ちょっとこっちきて！』
キラキラ目を輝かせてお風呂やらなんやら案内してくれるのはええんやけど、君今からすることわかってる？笑
「お気に召したようで、よかった」
『誠也くんごめん』
あんなにテンションが高かったのに急にしゅんとなるA
『明日も仕事やんね？それに無理やりっ、なんか私のわがままで、、』
ぎゅうっと抱きしめられ、びっくりしていると
「ずっと俺がビビってたねん。不安にさせてごめんな。あと、めちゃくちゃ緊張はしてるけど、Aに愛されてるってわかったから。嬉しいしかないからな？」
頭を撫でながらそんなことを言われて、照れないはずがなくて。
目を合わせて、誠也くんの手が私の頬に添えられる。
「好きやで。A。本音言うてくれてありがと」
そう言って優しく唇を重ねた。
「初チュー、やな」
嬉しそうな高校生みたいな表情にこちらも笑ってしまう。
「何笑っとんねん！しばくぞ！笑」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 898人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いとしなもん(プロフ) - コメント失礼致します。甘々な末澤くんにキュンとして一気に読んでしまいました💕一ヶ月更新されていないようなのでもしお時間等ありましたら今後の展開期待しています🥺佐野くんの方も見させて頂きましたがどちらも大好きな作品なので応援しています💐 (2023年4月16日 17時) (
レス) @page42 id: a0d3106a6a (このIDを非表示/違反報告)
環奈(プロフ) - 花蓮さん» ありがとうございます！私も狂犬好きです。笑 キュンキュンさせられるように頑張りますね！ (2022年11月7日 22時) (レス) @page28 id: 2d58c01b81 (このIDを非表示/違反報告)
花蓮 - 狂犬な誠也くん好きなので、この話読んでてとても楽しいです！ (2022年11月7日 6時) (レス) @page28 id: 2b3eb47189 (このIDを非表示/違反報告)
花蓮 - あ (2022年11月7日 6時) (レス) @page28 id: 2b3eb47189 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：環奈 | 作成日時：2022年10月29日 22時
