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『ふふ。誠也くん可愛いんやもん』
これでもか？と言って再度口付けられる。今度は少し深いキスで。
『っは..ん』
吐息が溢れる。久々のキスに、呼吸の仕方がわからなくて
「鼻で息すんの...口開けて？」
『んっ...』
誠也くんのキスは優しくて、でも男らしくて。少し強引だけどそれがまた心地よくて。
立ったままのキスは私の足を砕けさせる。
『っはぁ...』
「うわっ。大丈夫か？」
ちゃんと誠也くんが支えてくれて身を委ねる。
『誠也くん、ずるい』
「ん？」
『キス、うますぎ』
「そんなんAと相性いいからに決まってるやろ？俺かてキス気持ちいいから止まらんかってんやん」
またこの人は無意識に恥ずかしいことを言ってのける。徐々に恥ずかしくなる私たち。
「一旦すわろか。笑」
そういえばずっと立っていた私たち。ぷっと2人で吹き出して笑い合う。この空間が好きだ。
「A、別に今日は一緒にいるだけでもええんやで？」
『正直言うとね？不安やった』
好きになればなるほど、芸能界の仕組みを知らない私。そして、私が誠也くんにできることのなさに不安を覚えた。
「そんなん、俺かて不安やったよ」
Jr.といえどテレビにも最近は出していただいてて芸能人であるが故にデートもできないし、普通のお付き合いはできない。それでもAはいいのか、他の男のほうが幸せになれるんじゃないか。不安で仕方ない。
『私は！別に会えなくても遠距離になっても誠也くんが頑張ってるのを支えたい』
きっとそんな人沢山いただろう、証明が出来ないからこそ、行動で言葉で伝えたい。
「可愛すぎやろ。お前ほんまに。」
ソファに座っているのにまた抱きしめられて、というかペットをわしゃわしゃする感覚で撫でられている。
『ちょおっと！髪、やめっ笑』
「ふは！ボサボサや。笑」
ちゅっ
仕返しに、私から誠也くんの唇にキスをした。
「おまっ...」
『へへっ。私からの初ちゅー』
「...もうあかん。シャワー浴びてくる」
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環奈(プロフ) - いとしなもんさん» ありがとうございます！お話リクエスト等あれば更新しますのでぜひ🫶🏻🫶🏻 (5月2日 19時) (
レス) @page27 id: 8e95a54030 (このIDを非表示/違反報告)
いとしなもん(プロフ) - コメント失礼致します。甘々な末澤くんにキュンとして一気に読んでしまいました💕一ヶ月更新されていないようなのでもしお時間等ありましたら今後の展開期待しています🥺佐野くんの方も見させて頂きましたがどちらも大好きな作品なので応援しています💐 (2023年4月16日 17時) (レス) @page42 id: a0d3106a6a (このIDを非表示/違反報告)
環奈(プロフ) - 花蓮さん» ありがとうございます！私も狂犬好きです。笑 キュンキュンさせられるように頑張りますね！ (2022年11月7日 22時) (レス) @page28 id: 2d58c01b81 (このIDを非表示/違反報告)
花蓮 - 狂犬な誠也くん好きなので、この話読んでてとても楽しいです！ (2022年11月7日 6時) (レス) @page28 id: 2b3eb47189 (このIDを非表示/違反報告)
花蓮 - あ (2022年11月7日 6時) (レス) @page28 id: 2b3eb47189 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：環奈 | 作成日時：2022年10月29日 22時
