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自由人 ページ22

アーヤside

もし伝えたらアイドルの事や、怪盗の事がバレちゃうかも!?

それはダメ。絶対に。

「ごめん、間違えた。」

そう言って私の実家に向かう。

小塚君は少しだけ不思議な顔をしていたけれどすぐにいつもの笑顔に戻った。

この機会に実家に少し戻ろうかな?

奈子とかどうしてるかなー。

「ねぇ、そういえば黒木って最近どうしてるか知ってる?」

え、黒木君?

「さあ、最近会ってないから・・・。黒木君がどうかしたの?」

「いや。最近見ないなって思ってさ。」

小塚君もなのかぁ。

黒木君って変わらず不思議な大人って感じなんだね。

「黒木君、何してるのかな。」

「姫の護衛をさせてもらっているところですよ。」

ひゃあ!

「黒木君!?」

後ろにはいつの間にか黒木君が立っていた。

前よりもずっと大人びている!

「久しぶり。2人とも元気そうだね。」

そう言って私達と一緒に歩き出した。

主に喋っていたのは私と小塚君だったけれども私は黒木君に久しぶりに会えたのが嬉しかったな。

「そういえば黒木、最近どう?秀明でもあまり会えないけど。」

黒木君はニコッと微笑んで「順調。」とだけ答えた。

「アーヤ、三谷Cに入ったんだって?おめでとう。」

わ、知ってたんだ。

「ありがとう!」

笑顔でちゃんと返せた。

黒木君と会えるのは滅多にないチャンスだと思ったから。

自由人なのは変わってないみたいだし。

「じゃあ、家に着いたことだし俺達は失礼するよ。」

気がつくともう家に着いていた。

ああ、残念。

もうちょっと話したかったなぁ。

「何かあったら電話してもいいよ。事件ノートも残してあるだろ?」

うん!

「じゃ。」

「またね。」

そう言って2人は帰っていった。

「ありがとう!またね!」

そう言って私は家に入った。

「ただいま!」

「あら、彩!?お帰りなさい!上がってく?」

「いい。ちょっとみんなの顔見たかっただけだから。奈子はいる?」

「いるわよ。呼んでくるわ。」

しばらくすると奈子が猛スピードで降りてきた。

「お姉ちゃん、お帰り!」

なんかスマートになったなぁ。

「ただいま。」

女の子らしくはなってないだろうけど。

「ママ、三谷Cになったからこの用紙に判子押してほしいんだ。また明日の朝来るから。もう帰るよ。バイバイ。」

「また来てね!」

「気を付けるのよ!アイドル、頑張って。」

うん!

オムカレー→←三谷C



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ホワイトノート(プロフ) - にゃんこさん» ありがとうございます!私もそういう系が好みなんです! (2018年11月30日 23時) (レス) id: 0b7cfa20f4 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - とても面白い!アイドルで怪盗とか一番好き...!更新頑張ってください! (2018年11月28日 19時) (レス) id: 77b2230119 (このIDを非表示/違反報告)
花園彩葉(プロフ) - ホワイトノートさん» ありがとうございます! (2018年11月21日 17時) (レス) id: 8e8c163b83 (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトノート(プロフ) - 花園彩葉さん» 良いですよ。わざわざありがとうございます。 (2018年11月19日 19時) (レス) id: 0b7cfa20f4 (このIDを非表示/違反報告)
花園彩葉(プロフ) - こんにちは。ホワイトノート様の作品、企画に入れさせていただいてもよろしいでしょうか? (2018年11月18日 14時) (レス) id: 8e8c163b83 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ホワイトノート | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年6月10日 5時

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