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Dream9. ページ9

汐恩side

レッスン室に着くと景瑚くん以外のメンバーは揃っていた。

「まだ景瑚くん来てないん?」
「連絡来てないしもうすぐしたら着くんじゃない〜?」
携帯ゲームに夢中になりながらも返事を返す翔也

中にいた純喜くんと目が合う。
純喜くんも知っとるって言っとったしAの様子を聞こうと思って純喜くんに話しかけようとした時だった。


「おはよう」
「あっ景瑚くんおはよ〜。今汐恩と遅いねって話してたんだけど…何かあった?」
「大丈夫、なんにもないよ」
翔也の声に振り返るとそこには目を真っ赤にして疲れきった様子の景瑚くんがいた。

他のメンバーからはまた夜更かししてたの?とかどうせ映画見て泣き疲れたんだろー!なんて言われてる。

唯一状況を把握してる俺と純喜くんはその輪に入れずただじっと見ていた。

すると景瑚くんがこっちにやって来る。

「汐恩、練習始まるまでちょっといい?」
「…おん」
蓮くんにあんまり遅くならないようにね〜!と言われ2人でレッスン室を出た。




「こんなこと言える立場じゃないって分かってるけど…Aの場所を教えてほしい、お願いします」
「…頭上げてや」
突然頭を下げ必死にお願いしてくる景瑚くん

「なんでそこまでAの事を思っとんのに浮気なんてしたん」
「それは、」

景瑚くんから全部聞いた時、あまりにも単純な理由すぎて怒りが抑えられずに掴みかかって叫んでしまった。

「Aが!!どんな気持ちで景瑚くんを待ち続けてたんか分かるか!?なんであんたの軽はずみな行動のせいでAが苦しんで泣かんと、、!!」
「待て汐恩やめろ!」
心配して出てきてくれた純喜くんに止められた。

「…でも、ちゃんと今はAの事を思って、」
「今はってなんやねん、ちゃんと…?そんなん当たり前やろ」
「…ごめんちょっと頭冷やしてくるわ」
「えっ、ちょ汐恩待てって!!」

そう言い残して部屋を出る。

最後に悲しそうな顔をしてこっちを見つめてくる景瑚くんと目が合った。
自分だってこんなきつい事ばっかり言いたかった訳じゃない。

外の空気を浴びに行くため部屋を出たけれど景瑚くんに合わせる顔がなくてなかなか戻れなかった。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

朝起きたら通知が凄い溜まっていてお気に入り登録してくださっている方が300人を超えていて驚きました;;;;
本当にありがとうございます(><)

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設定タグ:JO1 , 佐藤景瑚 , 鶴房汐恩   
作品ジャンル:恋愛
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^^(プロフ) - このお話ものすごく好きです!!!この流れで鶴房くんとくっついて欲しいなと勝手に私は思ってます!!笑 (2022年2月11日 6時) (レス) @page14 id: feebfdcf28 (このIDを非表示/違反報告)
だんご - ストーリーが好きです!早く続きが気になります! (2022年1月14日 17時) (レス) id: ff76bfb0d7 (このIDを非表示/違反報告)
- さっきこのお話に出会ってどハマりしちゃって気づいたら最後まで読んでました!!お時間あるときに更新待ってます!!続き楽しみにしてます! (2022年1月13日 14時) (レス) @page14 id: 1112ea86af (このIDを非表示/違反報告)
carry(プロフ) - 更新ありがとうございます!楽しみにしてました!景瑚推しなので、最後はやっぱり景瑚とくっついてほしいな。 (2022年1月13日 11時) (レス) @page14 id: def8c9f4b6 (このIDを非表示/違反報告)
nanako(プロフ) - けぇごぉ〜TT頑張れー! (2021年9月24日 23時) (レス) @page9 id: a3eea1a2d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:luna | 作成日時:2021年9月21日 10時

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