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#22 告白 ページ23

外で待っていると環が歩いて施設に来たようだ。夏の暑さがまとわりついて、じんわりと汗ばむ気温だ。そよ風でも生ぬるく感じた。

「おめでとう」

「••••うん、ありがとう」

なんとなく気まずさの空気が残った。ドキドキしてるからか、余計に話しにくい。暑さと緊張で出た汗で首に引っ付いた髪をかきあげた。
環とは一ヶ月の間にも話したりはしたけれど、前よりは距離が離れていた。一対一で話すのは一ヶ月ぶりかもしれない。


「急でごめん、気持ちが先走っちゃって来た」
それに一つ相槌を打つ。

「その割に気持ちが纏まってなくて、自分でも意味分かんないんだけど、」
「遠くに手に届かなくなる前に言いたくて」

私は真面目な視線から少し目を逸らして、うん、と頷く。


「遠くにって、何?」

私は彼の言葉にふと言った。言ったあとに話をぶった切る感じで申し訳ないと思った。大事な話みたいなのにぶった切っちゃった。恥ずかしくなった。

「Aが有名な小説家になったら会えなくなるかもしれないじゃん」

当然そうに言う彼にちょっと笑う。
「それ環にも言えるでしょ」
アイドルで有名になってきた彼にそんなこと言われたら笑ってしまう。ブーメランだ。彼はそうか!という顔をして笑った。緊張もほぐれたようだ。


「まあ、Aが有名になったら俺もすごく嬉しいけど、」
「もっと距離が離れちゃうかも、って意味、でね」

あはは、と小さく笑って彼は言う。


「好き、です」

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なつめみく - ええええ?!神!!すげーはまった!!なんか、たまきってめっちゃ可愛い!!今まで三月推しだったから盲目すぎて三月にばっか結婚しようとかいっちゃってたけどたまきも推しになりそー!!!がち可愛い!!! (9月28日 16時) (レス) @page26 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2018年7月13日 22時

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