#19 緊張 ページ20
「••••友達でいいの？」
いつになく静かな空気だ。耳元でそんな言葉を言われ、私はフリーズする。どういう意味なのか、考えた。五秒ほど経ったところで公園の前に車が止まった。
「いや、なんでもない。行こ」
パッと私の身体を離すと、車の方へスタスタと行ってしまった。私も追いかける。車には環の引っ越しのときにいたマネージャーさんと、隣には『そーちゃん』らしき人が居た。
ついでに送っていくよ、というマネージャーさんに乗せられてありがたく車に乗り込む。環も私の隣に座った。前に乗っているあまり知らない二人に少し身構えたが、私のことはグループの人たちも知っているみたいだった。環がよく私のことを話しているらしい。
マネージャーさんは小鳥遊紡さん、『そーちゃん』と言っていた人は同じグループの逢坂壮五さんというらしい。優しい雰囲気の人達で安心した。
そして、会話が途切れ静かな車内の中流れていく景色を見ながらさっきの言葉を思い出す。
『友達でいいの？』
なんだかドキドキした。そういう意味なのかもしれないけど••••いや、あんまり期待しちゃだめだ。勘違いかもしれない。チラッと彼の方を見やると目が合ってしまった。変に緊張してしまってすぐに目を逸らす。顔が熱くなった。
そんなことをしているうちに着いて、施設の前で降りる。環に手を振り、送ってくれた二人に会釈をして施設の中に入った。
ドキドキが収まらなくて、小説を書いて落ち着かせようとする。すると恋愛のシーンがスラスラと書けてしまった。
「••••••」
順調過ぎて、凄い。今までモヤモヤとしていた恋愛シーンが書ける。
これは、私が天才なんじゃなくて『自覚してしまったから』だろうか。
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なつめみく - ええええ？！神！！すげーはまった！！なんか、たまきってめっちゃ可愛い！！今まで三月推しだったから盲目すぎて三月にばっか結婚しようとかいっちゃってたけどたまきも推しになりそー！！！がち可愛い！！！ (9月28日 16時) (
レス) @page26 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2018年7月13日 22時
