#13 会話 ページ14
施設に帰ってきてからも、女の子の事が頭から離れなかった。理に似た女の子。顔はよく見えなかったから確信には至らないが小さい頃に一緒に遊んだ理と雰囲気はとてもよく似ている。
それを九条天のサインを見つめながらしきりに考えていた。
理だとしたら、何故そこにいる?なんであんな変なおじさんと一緒に住んでいるのか。おじさんが言っていたアイドルを目指しているのだろうか。
考えれば考えるほど心配になってくる。それと九条天のあの優しい笑顔。思い出すとドキドキして、アイドルってすごいなって思う。すっかりファンになってしまったようだ。
布団を被ってスマホを見ると、ラビチャが来ているのに気がつく。
四葉 環今から話したくなった。今いい?
時間は自転車で転んだくらいのときで、結構時間が経ってしまったようだ。慌てて返す。
A遅れてごめん。寝てるかな
するとすぐに返ってくる。
四葉 環今から寝ようとしてた。今日もバイト?
Aうん。今日もバイト
四葉 環ふーん。バイトで体壊さないでね
そんな気遣いにありがとう、送る。そしてここで、今日会った女の子のことを書くべきか迷った。だけど、今はやめておく。環を混乱させたくなかったからだ。確証もないし、今はアイドル業で忙しそうだし。これは私だけの悩みにしておこう。
Aそれでどうしたの?
四葉 環特に考えてない。Aと話したくなっただけ
小さい子供みたいでちょっと笑う。背丈は成長したのに中身はずっと変わってないんだなあ。そうして他愛のない会話をした。なんの意味も無い会話で、私は彼とのそんな気楽な会話が好きだ。小さい頃から一緒なので気を使わないでもいい。
何分かほどやりとりをし、
四葉 環おやすみ
その彼の一言で会話を終えた。
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なつめみく - ええええ?!神!!すげーはまった!!なんか、たまきってめっちゃ可愛い!!今まで三月推しだったから盲目すぎて三月にばっか結婚しようとかいっちゃってたけどたまきも推しになりそー!!!がち可愛い!!! (9月28日 16時) (レス) @page26 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2018年7月13日 22時