4 ページ5
入間side
入間「(ど、どどどうしよう……)」
Aお姉ちゃんは上手く挨拶をしたけど…
こんな経験したことないから何を言えばいいのか分からない…
『入間、入間(ｺｿｯ』
横で小声で話しかけてきたお姉ちゃん。
何かと思えばさっきおじいちゃんが置いていったポスターを指さしていた。
…！これは…！
よ、読めばいいのかな……
お姉ちゃんの方をもう一度見るとコクコクと頷いていた。
読めってことか……
入間「あべるはぅけ」
「『？！』」
入間「たるとぅだり、いうさべべ」
…あれ、？
入間「りすとぅる、あぶるぜ」
…何か、空気が……変わったような…
『い、入間…』
入間「すとぅまぬ、あべるげ」
入間「うる、まほらば、つれざざ……」
これを読み終えた後、一瞬、辺りがしんとした。
すると、
「「「わぁああああ！！！」」」
今度は大きな声援が上がった。
入間「えっ？！なっ……」
『サリバン様…なんてもん読ませてんの……(ﾎﾞｿｯ』
先生「ちょっと君！ダメじゃないか『禁忌呪文』なんて唱えたら！」
入間「禁…え？？」
『入間…禁忌呪文は噛んだり読み間違えただけで四肢が爆散するの……』
入間「？！！」
なにそれ初耳？！
入間「そ、そんな…っ」
先生「本当に危険でクレイジーで……最っ高に楽しかったよ！！」
『私は楽しくなかったんですけどー。』
先生「はは、君は家族だもんね！笑」
先生「あれを唱えるのは余程の物知らずか命知らずと言われてますからね〜」
先生「将来有望だ！」
先生「爆散も見たかったですけどねー」
先生方は何やらワチャワチャと楽しんでいる……
てゆうか……
入間「Aお姉ちゃん、成功したら…」
『ん？その日1日転ばなくなる』
入間「しょっぼい！！！(涙」
『後でサリバン様に文句言わなきゃ…！！』
そのまま入学式は閉式された……
入間「はー……」
入間「散々だった……」
『お疲れ、入間…』
Aお姉ちゃんも大変だったはずなのに慰めながら僕の頭を撫でた。
入間「うう……Aお姉ちゃん…(ｳﾙｯ」
『サリバン様も入間のこと大好きだから悪気はなかったと思うんだけどね…笑』
『でも一言文句言いに行こうか。』
入間「…うん。」
お姉ちゃんと一緒におじいちゃんに文句を言いに行こうと
理事長室に向かっていると誰かに呼ばれた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 211人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「魔入りました!入間くん」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (3月14日 22時) (
レス) id: 6e53b86b4a (このIDを非表示/違反報告)
０ - この作品大好きになりました！ これからも応援していますよ〜！ (●o≧д≦)o頑張れｪｪｪ♪ (3月10日 21時) (レス) id: 7b88a87b3e (このIDを非表示/違反報告)
パクパク(プロフ) - ユノンさん» また近々描いたら乗せますね！ (2月6日 0時) (レス) id: 349521ce82 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 夢主人公のイラストが見てみたいです。 (1月17日 7時) (レス) @page8 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ぬう(プロフ) - ファイトです！個人的に面白いとおもいました！ (7月9日 16時) (レス) @page9 id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れんれん | 作成日時：2023年6月26日 21時
