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サリバン様は私たちの名前を大きな声で呼んだ後、なにかどうでもいい説明を始めた。
サリ「実は孫と娘が入学しましてね、これがもうかわいくてかわいくて…」
…誰得の話なの……
入間「(目立っちゃう……っ、お願いだから変なことは…)」
サリ「そんな2人と撮った写真はこれです」
サリバン様はさっき撮った写真をポスターへ印刷し、ドンッと見せた。
『待ってこれはさすがに嫌なんですけど？！』
入間「顔バレした………」
サリ「後ほど配布します」
入間「『(そんなの、誰も要らないよ！！)』」
サリ「言いたいこと言えたから終わり！」
なんと自由な……こんなん理事長挨拶絶対要らなかった。
隣に座る入間を見ると縮こまって震えてる……
…まあ無理もないよね。
「親バカ？笑」
「凄かったなw」
「イルマとA？笑」
「女の方すっげぇ美女だったぞ」
…周りがこんなにザワついて私たちは目立ちまくってるのだから。
そんな中、新入生代表挨拶、とアナウンスが鳴った。
『入間、入間。多分今は大丈夫だよ。服から顔出しな』
入間「うぅ……」
『にしても、新入生代表って確か首席がやるはず…』
入間「凄いね…あ、皆の注目があっちに……」
【新入生代表、アスモデウス君…に変わりまして特待生、入間君、Aさん登壇してください。】
入間「『(何故？！)』」
絶対サリバン様のせいだ……！！
ごめんね、首席くん………
「代打か？」
「理事長の孫と娘？」
また辺りが私たちの話題でザワつく。
あー、入間が………
ふとサリバン様を見るとこちらにビデオカメラを向けグッドサインを作ってる……
…最悪だ。
仕方なく入間の手を引き壇上へ上がった。
…何話せば良いかわかんないけどここは適当に……
『初めまして。グレモリー・Aです。』
「グレモリー？美形家系で有名な？」
「サリバン様に引き取られてたのか」
「さすがグレモリー家、顔が整ってる…」
『…ｺﾞﾎﾝ、まず、素敵な入学式を開催して頂き、ありがとうございます。これからバビルスでは己の理想、野望を追って日々学問に取り組んでいきたいと思います。素敵な学校生活にして行けるよう頑張りたいです。これからお世話になる先生方、同じ新入生の皆さん、よろしくお願いします。』
即興で言ったけど、大丈夫かな……
ドキドキしながら最後に一礼すると大きな拍手が広がった。
…これは、成功？かな？
……残るは入間ね。
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (3月14日 22時) (
レス) id: 6e53b86b4a (このIDを非表示/違反報告)
０ - この作品大好きになりました！ これからも応援していますよ〜！ (●o≧д≦)o頑張れｪｪｪ♪ (3月10日 21時) (レス) id: 7b88a87b3e (このIDを非表示/違反報告)
パクパク(プロフ) - ユノンさん» また近々描いたら乗せますね！ (2月6日 0時) (レス) id: 349521ce82 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 夢主人公のイラストが見てみたいです。 (1月17日 7時) (レス) @page8 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ぬう(プロフ) - ファイトです！個人的に面白いとおもいました！ (7月9日 16時) (レス) @page9 id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんれん | 作成日時：2023年6月26日 21時
