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花言葉-3- ページ4

と、まぁ、あれから時が経ち



気が付けば私は16歳になっていた



あの日から両親に呪術を教えて貰い



私は、今では一級呪術師にまで上りつめた



そして、今日は私が東京都立呪術高等専門学校に入学する日だ



いつも通り起床して支度をする



そして居間に行き私は家族に挨拶をする



『お母様、お父様、お婆様、おはよう』



「あぁ、おはよう漣綾」



「おはよう、朝ごはん出来てるから座って」



「漣綾、よく眠れたかしら?」



私がこの16年間で分かったことは



うちの家族はフレンドリーすぎるということだ



私の家は一応凄く綺麗で広い日本古来の御屋敷だし



一応名家のようなもので裕福…というかお金持ちだ



普通、お金持ちの家の朝ごはんというものは皆、使用人さんが用意してくれるというのを想像すると思う

だが、しかし



うちの家はお母様が使用人さんと和気あいあいとしながらご飯を作ってる



なんならお婆様も参加している



まって



うちの家族フレンドリー過ぎる



というかこの家にはともかくお金持ちはこういうイメージ等のそういう常識は通用しない



ぶっちゃけ普通の一般家庭となんら変わりないのだ



ということもあり



うちの家族と使用人はどちらとも友達感覚な感じなのだ



まぁ、それは一旦置いておくとしよう



「漣綾、今日は呪術高専に入る日だが大丈夫か?」



『大丈夫だよ、準備もちゃんとしているし』



「お父様もお母様もお婆様も貴女が心配なのよ、しかもあそこは寮制なんだから」



『休みの日には帰ってきたりするようにするよ』



「お守りを作ったから持っておいき」



『お婆様、ありがとう』



・・・・



「お嬢様、本当にお気をつけて」



『メイド長さん、うん、ありがとう』



「「行ってらっしゃい/行ってらっしゃいませ」」



『うん、行ってきます!』




【スイートピー】

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作成日時:2020年12月7日 22時

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