四十三話 ページ43
…ん…朝…?
…ベッドの上の、ふかふかの感触と、背中に感じるあったかいぬくもりに…あたしは目を覚ました…
気だるい身体を必死におこしながら…少し後ろを振り向くと…そこにはあたしを抱きしめて離さない、カワイイ径の寝顔…
…径…カワイイ…♪
すやすやと寝息をたてる径の寝顔を見て…思わず笑みが溢れる…
…こんなカワイイ顔してるのに…昨夜の径は別人みたいで…ちょっと、びっくりしちゃったんだから…
あたしを見つめる…余裕のない艶っぽい眼差しと…時折細められる、狂おしそうに輝く瞳…
きつく寄せられる、眉間さえも…色っぽくて…ドキドキする…!
…も、もぉ…径ってば!!←笑
昨夜のことを思いだし、一人顔を赤くするあたし…笑
A「…あれ?…でも、いつベッドに来たんだっけ?」
思わず声に出して、首を傾げると…耳元にクスリと笑う…愛しい径の声…
径「…おはよう、ございます…」
A「おっ、おっ、おはよ…!」
耳元をくすぐる、径の吐息で…ますます昨夜のことを思いだし…あたしは顔を赤くして、俯いた…
径「…昨夜は…終わったら…気を失ってしまったようなので…僕がベッドまで運びました…」←気失うまで、何してんですかっ!!(笑)
そう言って、楽しそうに笑う径に、あたしはますます恥ずかしくなる…
…気…失うって…そんな…もう…径のバカ…!!←笑
…俯くあたしを、径は後ろから優しく抱きしめて…ポツリと呟いた…
径「…A…」
突然名前を呼ばれて…ドキリとするあたし…!
…ゆっくりと、肩に触れる径の手で…径の方を向かされる…
すぐ目の前には…優しくあたしを見つめる…径の魅力的な瞳…
その瞳は…あたしの瞳をまっすぐに見つめていて…その瞳に、あたしはたまらなくなる…
A「…径…ゴメンね…また、ヤキモチ妬いたりして…」
あたしの言葉を…優しく髪を撫でながら、聞いてくれる径…
A「…なんだかね、あたし達の…大切な思い出に入ってこられちゃったような気がして……いつも…ヤキモチ妬いて…ゴメンなさい…」
あたしの言葉に、径はクスリと笑うと…あたしの身体を甘く…優しく抱きしめた…!
径「…大丈夫…分かってますから…それに…」
A「…それに…?」
径「…こうして…仲直りするの、キライじゃありません…笑」
そう言って…径はイタズラっぽく笑って、あたしの首筋に唇を寄せる…
径「…もう、一回…」
甘く響く…径の言葉に、逆らうことなんて…できない…
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青(プロフ) - 凛ちゃんさん» ひとつでも得意なものがあればいいんだよ☆がんばったんだから大丈夫♪自信持って!! (2013年6月30日 9時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 凛ちゃんさん» 凛ちゃん♪テストお疲れ様でした(´Д`)がんばったね♪ (2013年6月29日 23時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 智loveさん♪ありがとう(>.<)今書いてるお話しが終わったら…番外編…書きますね♪待っててね~♪ (2013年6月9日 12時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
智love - 続編つくってほしいです!待ってます! (2013年6月9日 1時) (レス) id: 1d7a8ce039 (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 凛ちゃんさん» お~♪りょーかいしました♪テスト、がんばってね(>.<) (2013年6月6日 14時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青 | 作成日時:2013年3月8日 23時