49日目 ページ4
.
「悠仁くん！！」
不気味な三体は迷わず悠仁くんに向かっていく。
新たに式神を出そうとした瞬間私の身体に紐のようなものが巻かれた。よく見てみるとその紐はツギハギに繋がっている。
「なんでもアリだなオマエ」
「君は少し邪魔だから気絶してもらおうかな」
ツギハギはそう言い私を鷹から引きずり下ろし、校舎に私を振り飛ばした。
.
「やば。どんくらい意識飛んでた？」
校舎が壊れ、砂埃が舞う。
私は咳き込みながらゆっくりと起き上がる。
気失ったから術式も解けた、漠の煙もきっと消えてだろう。
くそっ打ちどころが悪かったのか意識が朦朧としてる。
「こっちは最近怪我完治したばっかだぞクソが」
傍に落ちていた巻物を握り呪力を篭める。そして再び酒呑童子を呼び出した。
酒呑童子は私を肩に乗せ2人の元へ向かう。
戻ってきてみるとそこには2人の攻撃から抜け、上に逃げようとしているツギハギの姿。
「酒呑童子、私の呪力をオマエに流し込む。
ツギハギの身体が弾け飛ぶくらい全力で叩き落として」
そう告げながら呪力を流すと酒呑童子は頷き、宙にいるツギハギの元へ移動した。私は落とされないように掴まる。
そして、酒呑童子は全ての力を込めツギハギを叩き落とす。
「ナイスAさん！！」
そう言いながら叩き落とされたツギハギに再び攻撃をする悠仁くんと七海さん。
酒呑童子は今ので力を使い切り巻物に戻ってしまった。肩に乗っていた私はそのまま地面に落ちていく。
受身を取り着地したのと同時に感じる莫大な呪力。
そしてツギハギからたくさんの手が現れ、その手は私と七海さんを引きずり込んだ。
領域展開 『自閉円頓裹』
「クソッ」
「…最っ悪」
「今はただ、君たちに感謝を」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1456人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
せう(プロフ) - 不穏が漂ってきてしまってきたな、、、、いやだあああああ！！！（楽しみにしてます） (2021年4月15日 23時) (
レス) id: 71865eb671 (このIDを非表示/違反報告)
スイ - 過去編の話をみてみたいです。 (2021年4月15日 23時) (レス) id: 226fa6ece3 (このIDを非表示/違反報告)
レネット(プロフ) - 更新楽しみにしてます。頑張ってください (2021年1月21日 19時) (レス) id: ec8ec8961f (このIDを非表示/違反報告)
あかり510 - ﾌｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｵｵｵｵ!!!!続編おめおめです〜！！これからも無理しない程度に更新頑張ってください！^ - ^((矛盾 (2021年1月17日 11時) (レス) id: 3f067938ed (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：コンペーと
| 作成日時：2021年1月17日 1時
