2 絵の描きすぎで停学＆留年した。【呪術廻戦】

58日目 ページ13

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五条先生と歌姫さんのコントみたいなやり取りが終わり交流会は幕を開けた。
私は鷹に乗り空からみんなの様子を見る。









「いや広いよ。広すぎて誰がどこにいるのか分からなくなるよこれ」









「くそー双眼鏡持ってくればよかった」そう呟き1人で後悔していると東京校が動きを見せる。
1人で突っ込んできた葵くんに悠仁くんを囮に残し二手に分かれた。









「もうバーサーカー同士の戦いじゃんか…」









葵くんは悠仁くんの頭を何度も蹴るが悠仁くん本人は何もなかったかのように普通に立ち上がった。そんな2人に少し引いていると京都校の桃ちゃんの姿が目に入る。
空から捜索して呪霊の位置を知らせる作戦か？いやだけど可笑しい。桃ちゃんは悠仁くんと葵くんを見ながら連絡している。

すると、悠仁くんを囲うように京都校のみんなが現れた。








「…は〜……五条先生の言った通りだ」









楽巌寺さんに悠仁くん殺すように言われたのかな。
真依ちゃんは銃を放ち、霞ちゃんは抜刀(カウンター)で悠仁くんに斬りかかる。
メカ丸くんの攻撃を見た私は巻物を広げすぐに悠仁くんの元に向かった。

が








「はっ！？」








手を鳴らす音が聞こえたのと同時に鷹に乗っていた私は地上にいた。顔を上げ鷹を見てみると鷹には霞ちゃんの姿が。
私だけじゃなく悠仁くんと憲紀くんの位置も入れ替わっている。









「……葵くんの術式か」








この状況を理解した私は深くため息をついた。
なぜ私の位置も入れ替えた？それに疑問を持ちながら鷹に地上に下りてくるよう指示をする。
葵くんは味方である憲紀くんに殴りかかっていた。協調性ゼロじゃん、大丈夫か？









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