/清川 ページ3
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清川くん。
同じ高校で、同じ学年で、同じクラスの人。
「 …今の告白？ 」
「 は、はい… 」
初めて話した今日、告白された瞬間を、見られた。
恥ずかしいなあ…。
私のことを「 崎原 」って呼ぶってことは、私のことを知ってたんだ。
認識されてたと思うと、少し嬉しくなる。
清川くんは、サッカー部に所属していて、いつも明るい人だ。
一緒にいると楽しいんだろうな、とふと思ったりもしていた。
そんな清川くんは、私が好きな友達…由衣の好きな人でもある。
私はそれを応援してあげたい。
清川くんと仲良くなれば、もう少し手伝えるかな？
そう思って、私は清川くんと時間を忘れて話していた。
「 …優しいんだな、崎原って 」
優しい顔でそう言った清川くんの声が、耳から離れてくれない。
きっと、清川くんはモテるんだろうなあ。
由衣が好きってほどだし…他校にも清川くんを好きな子とか、いるのかな。
…そもそも、清川くんに好きな人、いないのかな。
それを聞けば由衣にチャンスがくるかも。
「 清川くんって、好きな人いないのー？ 」
「 え、好きな人？ 」
「 うん！ 」
うーんと考えてしまった清川くん。
聞かない方が良かったかな…どうしよう。
「 …あっごめ 」「 いないよ 」
え？
今いないって…言った？
「 本当？ 」
「 嘘ついてどうするよ 」
くつくつと笑う清川くん。
よかった、由衣に知らせなきゃ。
私は清川くんに別れを告げて、由衣にLIMEを送った。
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K原(プロフ) - 隣の立花さんさん» ありがとうございます！！励みになります！！ (2018年3月22日 22時) (
レス) id: 5365605382 (このIDを非表示/違反報告)
隣の立花さん - めちゃめちゃ面白いです！！！！これからも頑張ってください！！応援してます！ (2018年3月22日 19時) (レス) id: 9aa4804040 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：K原 | 作成日時：2018年3月19日 14時
