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次の日。
「 崎原さん！ 」
「 は、はい！ 」
私の事を呼び止めたのは、同じクラスの人。
そういえば、この人に前もこんなふうに呼び止められた気がする。
あの時は、その後──
「 今日の放課後、中庭で待っててもらえない？ 」
「 えっ？ 」
「 お願い！すぐ終わるから！ 」
「 え？なんかの仕事？ 」
私の問いには答えずに、その人は走り去ってしまった。
ええ…結局なんなんだろう…
「 ええーA中庭行くのかよー？ 」
「 え？キヨ！？ 」
急に頭に重みを感じたと思ったら、キヨが私の頭に腕を乗せていた。
ああ、恥ずかしい…。
重い、と悪態をつきながらキヨを見上げると、キヨは嬉しそうに笑った。
「( なに、その、笑顔！ )」
反則だよ、昨日から、ずっと。
「 で、行くの？ 」
「 う、うん、すぐ終わるからって言われたから部活までにはきっと間に合うよ 」
「 部活熱心だなーA 」
「 えー？ありがと！ 」
中庭で仕事ってなにやんだろ。
あの人、バスケ部だよね？
今日は外で部活やるのかな？
「( はあ…わかんない )」
キヨの事で頭がいっぱいなのに、別の事が入ってきて、余計ぐちゃぐちゃになっちゃう。
今日、由衣に会ってないな…。
休みかなあ？
とりあえず、キヨとかの考えは切り離し、由衣と勉強だけに集中することにした。
「( 由衣…やっぱり、 )」
由衣は、私の考え通り最後まで来なくて、休みだった。
体調不良らしい。
部活おわったら、由衣の家までお見舞い？にいこう。
スマホをいじって由衣に連絡を取ろうとしたけど、やめた。
「( 由衣…寝てるよね )」
部活おわったら、連絡入れるでいいか。
まずは、仕事を手伝わなきゃいけないんだ。
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K原(プロフ) - 隣の立花さんさん» ありがとうございます！！励みになります！！ (2018年3月22日 22時) (
レス) id: 5365605382 (このIDを非表示/違反報告)
隣の立花さん - めちゃめちゃ面白いです！！！！これからも頑張ってください！！応援してます！ (2018年3月22日 19時) (レス) id: 9aa4804040 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：K原 | 作成日時：2018年3月19日 14時
