46.女子会 ページ5
「Aさんはさー、好きな人いないの？」
「え、」
乱藤四郎と次郎太刀とAが部屋で喋っていた
周りから見れば只の女子会と見えるだろうが、男の娘、飲めば男、女だが男になりたい者が3人だ
「Aちゃん好きな人いるの？アタシ気になる！」
「いやいや、いませんから」
「ええー、だってこんなにイケメンが揃ってる本丸だよ？いてもおかしくないでしょ！」
ねー！、と乱と次郎がキャッキャと盛り上がる中Aは苦笑いでお茶をすすった
「だってそんな目で見たことないし…」
「またまた！面ではそうでも裏ではいつの間にか好きになっているものよ！女っていうのは！」
Aはいつまで経っても女として見てくるのでこの2人には女として見る事を許している
「ほら！好きな人じゃなくても、この人ならそういう感情持ってもいいかな、っていう人はいないの？」
「ええ…」
2人があまりにもキラキラした目で見てくるものだからAは考えた
「…まあ…いるっちゃいるけど」
「「誰！？」」
「…あー、…えっと……燭台切さんと明石さん」
「……え？」
やっと考えて言ったのに2人は固まりAは顔を赤くする
「「明石！？」」
「燭台切さんは分かるけど！料理とか美味しいもんね！」
「…う、…はい…」
「なんで明石さん！？」
2人とも失礼な事を言っているのにわからずAを食い気味に問いただす
「…いや…主人と似ているところがあって…いつもダラダラしてて…」
「Aちゃんの持ち主…何者…」
「でも蛍丸くんと愛染くんには保護者みたいな配慮してて…そういうところが主人と重なるっていうか……」
「それ…明石さんというか持ち主さんの事が好きってだけじゃ…」
「あ、そうですね」
なんだぁ…、と2人してホッとする(失礼すぎ)
「でも、2人の事は好きですよ」
「え？誰？」
「乱さんと次郎さん」
「「え」」
「こうして2人と話している時が凄く楽しくて2人が話すことも面白いですし。好きだなあ、って思います」
最後にヘラりと笑う
それを聞いて2人はまた固まり次第に周りに桜の花びらがちらりちらりと地面に落ちた
「あれ、なんで花びらが…」
2人は両手で顔を押さえる
「ダメ……アタシ何かに目覚めちゃいそう…」
「ボクもキュンときた…」
その呟きは彼女には聞こえなかった
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Qたん - 神様、更新してくださいませ！！！！！！！！ (2018年12月22日 7時) (
レス) id: 1e4cd3bd39 (このIDを非表示/違反報告)
ねこうさ(プロフ) - ふるづき。さん» ふるづきさんコメントありがとうございます！そう言っていただけてすごく嬉しいです！！久しぶりの更新ですからもう忘れてるかなー、って思っていましたら早速ふるづきさんのコメントが来て歓喜しております！長らくお待たせしてすいませんでした、、 (2018年1月22日 10時) (レス) id: cf46f645dc (このIDを非表示/違反報告)
ふるづき。(プロフ) - 更新嬉しい(∩´∀`∩) (2018年1月20日 23時) (レス) id: d964ad1fa2 (このIDを非表示/違反報告)
ねこうさ(プロフ) - 黒狐☆さん» 黒狐さんはじめまして！コメントありがとうございます！地道に話を構成中ですが待たせていただいているので頑張って構成します！コメントありがとうございました！ (2017年10月27日 23時) (レス) id: cf46f645dc (このIDを非表示/違反報告)
黒狐☆(プロフ) - 続き下さい(´・ω・｀)待ってます(´・ω・｀) (2017年10月26日 7時) (レス) id: 0b3fcf882a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこうさ | 作成日時：2017年3月18日 22時
