【銀魂】はじめまして。木刀【刀剣乱舞】２

67.謎展開 ページ26

「えっと…この際女でもなんでもいいですし…どうぞ？」


Aは両手を広げ4人に苦笑いをする

短刀は顔を見合わせ始めに乱が前に出た


「Aさんがいいならするけどさ。手の甲とかの方がいいよね」

そう言うと乱は彼女の手を取り甲に唇を付けた
そして顔を上げて笑いかける


「あ…と…唇柔らかいですね」

「そう？最近薬用のリップ塗ってるからかな」

乱はそこらの女子よりも女の子をしていた


「僕行きます！」


次に意気込んで来るのは秋田。歩く時に手と足が同じに動き緊張しているのが伺える


「失礼します」

先程と同じ手の甲に唇を付け次に深々と礼をする


「ぼ、僕も」


兄たちの行動を観察していた五虎退も目を泳がせながら恐る恐る手の甲に唇を付けた

「す、すいません」


こんなにも礼儀が正しい3人には微塵も下心を感じさせずAは不覚にもニヤけてしまう


「次いち兄だよ」

「あ、ああ」


歩を進める一期はAの前に止まり手を取った
そのまま弟達と同じ手の甲に口付けようとした次の瞬間ﾋﾞ-ｯとサイレンのような音が響いた


「いち兄見て！」


秋田の声に振り向くとモニターにまた別の文字が表示されていた



『太刀のみ女性の唇にキスをすること』


その文字を見て一期は眉を寄せた

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