第４章:�� ページ19
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「あ、Aくん来たよ！Aくーん！！」
緑川先輩が門の奥から出てきて私を迎えに来る。
「こんにちは！」
「みんな待ってるよ！みんなが頑張って料理作ってくれたからね！！」
「ほ、ホントですか？色々とすみません…」
「いいの、いいの！だって親睦会だもん。」
緑川先輩は嬉しそうに笑みをこぼしながら私の横を歩く。
(親睦会ってどんな感じなんだろう…)
緑川先輩について行くと、小さい靴箱が現れた。
スリッパといい、廊下の掲示物といい、まるで保育園とか幼稚園のようだった。
こういうのもやっぱお日さま園の人たちが全部やっているのかな…？
「そのスリッパはいて。靴はそこに入れといていいから。あと、ここに名前。」
「は、はい！」
靴箱の上に置いてあった紙に自分の名前を書く。
しかしスリッパが本当に可愛い。
ウサギの耳までちゃんと付いている。
「ヒロトの部屋は１番奥の端っこなんだ。あそこすごく日当たり良くて、みんなの育ててる野菜とか花も見えるからいいんだよなぁ…。裏口からも近いし。」
「へぇ〜。」
私は早くに里親に引き取られたから、施設のことは全く覚えてないなぁ…。
もちろん、お兄ちゃんとは違う施設だろうけど。
(でも、もしかしたら緑川先輩が私のお兄ちゃんって言う可能性も…)
私は隣にいる緑川先輩の顔をジーッと見つめる。
「ん？オレの顔になんか付いてる？」
「あっ、いえ。すみません…」
すると、緑川先輩が足を止めた。
入口から随分離れたところに部屋があるんだなぁ…と思った。
「ヒロト〜！来たよ〜！」
「お邪魔します！」
扉が開いた瞬間、食べ物のいい香りが鼻の奥を突いてくる。
思わずヨダレが出てしまいそうだ。
「いらっしゃい！上がって、上がって！オレお腹すいちゃったよ〜」
基山先輩が手招きをしながら部屋の奥に来るようにいう。
リビングのテーブルに置いてある豪華な食事に思わず目を見張る。
「早く座って！少し早いけど夕飯ね！！」
「あぁ、はいっ！」
夕飯って…
まだ夕方の４時…
ラッキーアイテム
ウル姉の山菜料理
ラッキーカラー
あずきいろ
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コウ様(プロフ) - サクランボさん» ひゃ〜ありがとうございます！そんなに面白かったですか！？Σ(･ω･;|||頑張って続き書きますので、宜しくお願いしますo(_ _)oﾍﾟｺﾘ (2017年3月25日 0時) (
レス) id: f66da3d657 (このIDを非表示/違反報告)
サクランボ - もう、この作品ヤバすぎです。 ちょー面白いです！ スゴイ勢いで読んじゃいました！！(笑)続きがめっちゃ読みたい！っておもいました。 (2017年3月24日 23時) (レス) id: d1420b6428 (このIDを非表示/違反報告)
コウ様(プロフ) - 秘密さん» コメントありがとうございます！こんな駄作を好きと言ってくれてとても嬉しいです！更新ペースが早いのは伏線とか忘れてしまうので…(´∀`)これからも暖かい目で読んでくれると嬉しいです♪ (2017年3月21日 23時) (レス) id: f66da3d657 (このIDを非表示/違反報告)
秘密(プロフ) - 語彙力がなくてすいません、とにかくこの小説の雰囲気というか設定や書き方や表現や発想力、読んでてわかりやすいところやテンポの良さなどその他諸々好きです！続きはとても楽しみですが、無理なさらない程度でどうか頑張って下さい、応援してます！！ (2017年3月21日 21時) (レス) id: 05f3637faf (このIDを非表示/違反報告)
秘密(プロフ) - 初めまして、失礼します。登場人物の表情や心情を顔文字や記号を使わずに表現されてるのに感心しました。図にしなくても人物の体勢や状況がわかり、読んでるとその光景が浮かんできます。小説の書き方がお上手だと思いました！更新ペースも早くて尊敬します。 (2017年3月21日 21時) (レス) id: 05f3637faf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コウ様 | 作者ホームページ：http://id37.fm-p.jp/484/eleven02/
作成日時：2017年3月18日 1時
